ヨガの種類と特徴は?

ヨガ 種類 特徴

現在多くの人がダイエットや美容目的で取り組んでいるヨガ!これらの種類や特徴などをあなたはご存知でしょうか?

日本で行われているヨガの種類


ヨガと聞けば、何となく体に良さそう、スタイルがいい人がやっていそうというイメージが働きます。そんなヨガですが、日本で行われているヨガの種類は、かなり多様化しています。ヨガの起源は古代インドで、仏教・ヒンドゥー教・バラモン教・ジャイナ教などの宗教と深く関わりながら発展してきました。悟りを開くことを目的に発展したヨガは、現代ではインドを飛び出して世界中に浸透しています。現代では悟りを開くのではなく、心身の健康や集中、リラックスを目的にヨガをする人達が多いです。以下では日本で行われているヨガについて、詳しく紹介していきます。

最もメジャーなハタヨガ

呼吸法、瞑想、ポーズを調和させる、ヨガ教室などで行われているのは、最もメジャーなヨガ・ハタヨガです。心身の原動力となっている気を重視したもので、ハは太陽や吸う息を意味していて、タは月や吐く息を意味しています。ヨガの流派の源流となっているハタヨガは、ゆっくり体を伸ばすようなヨガを総称して指すこともあります。レッスンは初心者向きの内容なので、ヨガをしたことがない未経験者でも、無理なく安心して取り組める所が特徴です。ヨガの基本を十分に知ってから、他の種類のヨガを試したいという人にもうってつけです。

高齢者や体が硬い人でも出来るアイアンガーヨガ

ゆっくりと体を動かすアイアンガーヨガは、集中力アップやスタミナアップに効果が期待できるものです。それだけでなくリラクゼーション効果も期待できるので、仕事やプライベートでストレスが溜まっている時に効果的です。アイアンガーヨガはポーズの形を重要視しているヨガです。そのため体の方向性やバランスを見ながら、ひとつひとつのポーズを丁寧に行います。他のヨガと違って、ヨガブロックやベルトなどの補助用具を使って、サポートしてくれるので、高齢者や体が硬い人でもできるヨガを探しているなら最適です。このヨガをすれば体の使い方が分かるようになります。

しなやかで流れる動きが特徴のアシュタンガヨガ

アシュタンガヨガは4500年前に作られたヨガ経典を、現代風にアレンジしたものになります。しなやかで流れるような動きが特徴で、決まったポーズを呼吸と動きを連動させて順番通りにするスタイルです。ポーズはダイナミックでエネルギッシュなものが多く見られ、気持ちのいい汗を流すことができます。また、頭が冴える効果もあります。ポーズで有名なものは太陽礼拝のポーズ、逆さのポーズなどで、ポーズと呼吸を組み合わせて、体をしっかりと動かすことができます。ちなみにポーズのモデルとなったのは古代インド人の生活の動きです。

モデルやセレブがこぞって行うパワーヨガ


アシュタンガヨガの動きを基本にして、自由な内容にアレンジを行い、アメリカで考案されたものがパワーヨガです。力を意味するパワーが入っているので、よりダイナミックにエネルギー消費量も多いヨガと言えます。そのため爽快感とストレス解消になるヨガなので、もやもやした気分や、ストレスが溜まっているなら最適なヨガです。重視しているのは身体強化と集中力なので、心身共にいい効果があります。他のヨガよりエクササイズ的な要素が多く、短時間で効果が出せるため、海外の有名モデルやセレブを中心に、世界中で流行したことは記憶に新しいです。短期ダイエットを目指す人にもパワーヨガはオススメです。

ヴィンヤサヨガは連続したポーズが特徴

ヴィンヤサヨガは、サンスクリット語で動作の連続を意味しています。呼吸と動作を同時にシンクロさせながら波に乗って、連続してポーズをとる所が特徴です。静と動のメリハリの利いているヨガなので、強い体と穏やかな精神を養ってくれます。連続するポーズをとるヴィンヤサヨガは、運動量がかなり多めです。そのため筋肉を鍛える効果につながり、血液やリンパの流れが改善されて、インナーマッスルを鍛える効果もあります。インナーマッスルは基礎代謝を上げる働きを持っているため、ダイエットを目的にヨガを始めたい人にオススメです。ヨガでインナーマッスルを鍛えられるのは意外かもしれませんが、連続した動きが筋肉を刺激するためと考えられます。

リラックス効果が高い陰ヨガ

筋肉の緊張を緩めて、ひとつのポーズを数分間するヨガが陰ヨガです。身体の奥深くをほぐすヨガなので、柔軟性を高めることができ、さらにリラックス効果を得ることができます。脱力することを目指し、ポーズは座位のポーズが基本で、かなりシンプルなものが多く、自分が気持ちのいい所で静止する所が、陰ヨガの特徴です。ゆっくりとした動きで、筋肉を緩めて筋肉を包む筋膜を伸ばすため、全身を柔らかくすることが可能です。他のヨガより、ポーズがシンプルなので、呼吸に集中して体と向き合うことができ、リラックス効果は高いです。仕事がたてこんで休みが取れずにイライラしたり、体がかたまってしまっていたりする人は陰ヨガが向いているかもしれません。

専用スタジオもある人気のホットヨガ

ホットヨガはその名の通り、室温が39度前後・湿度60%前後の高温多湿の場所で行うヨガです。体が最も柔軟になる温度と湿度で、多湿な状態は汗をかくことを促進します。他のヨガは自宅でもできるものがほとんどですが、高温多湿の環境を作ることができないので、ホットヨガは専用スタジオで行うことが基本です。ホットヨガはすでに温かい環境の中でポーズをとるので、筋肉が伸ばしやすく、ムリなく効率よくできる所が特徴です。ハードな環境で行うヨガなので、スタジオヨガよりポーズの数は少なめとなっています。なお、ポーズの時は胸式呼吸と腹式呼吸を使い分けて行います。かなりハードなヨガなので、始める前に今日は体調が優れない人、病み上がりだという人は、別の日にホットヨガに挑戦するようにしてください。

カルマヨガの目的は自己鍛錬

ヨガの種類には、ポーズをとらないヨガのスタイルがあります。日常生活の中で、ヨガの教えや哲学にそった心がけや行動を実践するヨガが、カルマヨガです。カルマヨガの教えでは、見返りを期待せずに、周りの人の役に立つ行動をすること、非利己的な言葉や行為を実践することを定めています。実際にやってみようとすると、日常生活を送りながら、心がけや行動をすることは難しいものです。この自分の人生を奉仕に捧げるカルマヨガを実践していたのが、かの有名なマザーテレサと言われています。このようにカルマヨガの目的は、自己鍛錬です。自分自身を浄化して、本当の自分を探すために行います。ヨガの発祥の地ではハタヨガとカルマヨガを両方しながら、ヨガがある日常生活を送っているそうです。

特定の目的を持つヨガもある

ヨガ種類の中には特定の目的があるヨガもあります。例えば、女性向けのマタニティヨガや、骨盤矯正ヨガです。産院によってはマタニティヨガを体験できる所があり、ヨガクラスで骨盤矯正ヨガをやっている所もあります。マタニティヨガは妊娠15週からできるヨガで、スムーズにお産ができることを目的にしています。マタニティヨガを始める前には、一応主治医の医師に許可を求めておきます。妊婦さんによっては運動を制限される人もいるので、主治医の許可をとることは大切です。マタニティヨガの内容は簡単なポーズと呼吸法で、むくみ・腰痛などの妊婦独特の症状を解消することができます。骨盤矯正ヨガは骨盤矯正の効果があるポーズを中心にして、骨盤の歪みを矯正していきます。出産で骨盤が広がってしまった女性が産後のケアとして行うことが多いです。他には親子の絆が深まる親子ヨガ、子供の可能性を引き出すキッズヨガ、出産後の不調や育児中に起こる不調もお任せの産後ヨガなど、特定の目的を持つヨガがあります。

目的別ヨガの適した服装

日本でも浸透しているヨガは、おしゃれなヨガウェアがたくさんあり、ヨガウェアブランドもあります。特に女性は着るもので気分が上がったり下がったりすることが多いので、精神的な影響が多いです。しかし、かわいさや好みだけでヨガウェアを選ぶと、ヨガの種類によっては動きにくかったり、ポーズがとりにくかったりします。そのため目的別ヨガの適した服装を選ぶようにします。ヨガはゆったりした動きしかしないようなイメージを持っている人には意外かもしれませんが、種類によっては、前屈したりひねったりのダイナミックな動きあるものがあります。かがむ姿勢で胸もとが大きく見えてしまったり、服が上に上がってしまいおへそが見えてしまったりすると、ヨガのポーズに集中することが難しくなります。以下ではオススメの服装について紹介します。

リラックスできるTシャツに丈の短いパンツ

ヨガの服装は厳しい決まりはありません。ヨガスクールなどでも、動きやすい服装とだけ書かれていることがほとんどです。そのためリラックスできるTシャツに、丈の短いパンツは全く問題ありません。リラックスできるTシャツというのは、あまりピッタリしていないシルエットのTシャツです。ポーズをとる妨げになってしまうので、下は丈の短いショートパンツやハーフパンツがおススメです。ヨガウェアはおしゃれでかわいいデザインが多いのですが、価格は高めのものがほとんどなので、ヨガ初心者は、Tシャツに短パンで十分かもしれません。

ダイエットが目的ならフィット感のあるものを

ヨガの先生やスポーツトレーナーの先生がよく着ているのが、フィット感ある服装になります。これはダイナミックな動きや激しい動きをするためや、自分の体の状態を観察できるために、ということがあります。ヨガでダイエットをしたい人は、激しい動きに対応できるフィット感ある服装をしましょう。カップ付きのタンクトップやトップス、トップスの裾にゴムが入っているもの、伸縮性がある素材のレギンスなどボトムスがオススメです。ヨガの種類によっては、ゆったりした服装だと動きづらいこともあるので、購入前にどんな種類のヨガをするのか再確認してみてください。

ホットヨガは速乾吸湿性のあるものを

汗をびっしょりかくホットヨガは、速乾吸湿性がある素材でできたウェアを着ることがオススメです。39度前後の暑くて湿度が高い状態でヨガをするので、常に汗をかいている状態になります。そのため汗の不快感をいかに気にせず、快適に過ごせるかが重要なのです。汗でべったりして気持ち悪くなるとヨガに集中することができず、とれるポーズもとれなくなることがあります。速乾吸湿性がある素材でできた服装をすれば、汗で服がはりつくこともなく、風通しがよくむれることもありません。次にポイントとなるのは締め付けない服装です。ホットヨガは血流やリンパ液の流れが改善されて、体内の巡りが良くなるヨガなので、締め付けがある服装をすると流れが止まってしまいます。

冬場は防寒対策も大事

薄手のイメージが強いヨガですが、冬場は防寒対策をする必要があります。オススメの防寒対策としては羽織れるものを用意する、レッグウォーマーを用意するなどの対策があります。冬のヨガレッスンに行く時は、ヨガを始める前と直後は、体が冷えやすくなるので、上に羽織れるものを用意しましょう。できれば、そのまま着用したまま動けるような羽織るものがいいです。例えば、パーカーやヨガウェアの上着でもいいでしょう。さらに足から冷えてしまうことが多いので、足首を温めるレッグウォーマーを準備しておきます。ヨガウェアとしても様々なデザインのレッグウォーマーが販売されているので、レギンスなどの他のウェアとコーディネートすることもできます。レッグウォーマーを選ぶ時は、伸縮性があるものを選び、好みの厚さや長さを選ぶようにします。冷え性の人は特に手足が冷えやすいので、防寒対策は十分にしてください。

まとめ:目的にあったヨガを選んで始めよう

ヨガを始めようと思っていた人は、日本国内でこんなに多くの種類のヨガがあるなんてビックリしてしまいます。基本的なヨガ、ポーズをとらないヨガ、高温多湿の場所でするヨガ、エクササイズ的な要素が強いヨガなどを紹介しました。ヨガの種類を選ぶ時は、リラックスしたくてヨガをしたいのか、ダイエットを目的にヨガをしたいのか、目的をはっきりさせてから選ぶようにしましょう。