クンダリーニヨガとは?方法やポイントを学ぼう!

クンダリーニヨガ

クンダリーニヨガをご存知ですか?シェイプアップや基礎代謝力の向上といった身体に対してだけでなく、メンタル面の強化も期待できるなど、様々な健康増進効果をもたらしてくれるとしてブームとなっているのがヨガ。健康増進のためにヨガを始めようと思い立ってはみたものの、ヨガの種類は多種多様なものが存在していますので、どんなヨガを選んだらよいか迷ってしまう方もいるのではないでしょうか。ヨガによってそれぞれ特徴があり、期待できる効果も変わりますので自分に合ったヨガを見つけるまでには少々時間が掛かるかもしれません。そこで今回は、ヨガの中でも呼吸法に特徴があるクンダリーニヨガを紹介します。

クンダリーニヨガについて学ぼう

一口にヨガといっても様々な流派が存在しており、ハタヨガやパワーヨガ、カルマヨガなど歴史が古い伝統的なヨガに加え、伝統を基本に作り出された近代ヨガとも呼ばれる多彩な種類があります。その中でも、近頃注目されているクンダリーニヨガは、瞑想を基本に呼吸法やポーズ、マントラなどで構成されているのが特徴で、数々のヨガの中でも最も基礎を備えた総合的なヨガといわれています。また、ヨガの中でも最も完成度の高いヨガとされ、リラックスした状態で瞑想的に行うもので、自分のペースで行うことができますのでヨガに慣れている方にはおすすめです。「気づきのヨガ」とも呼ばれており、アスリートや格闘家などに人気が高くなっていますので詳しく探っていきましょう。

体の中の眠っているエネルギーのこと

クンダリーニとはどんな意味があるのでしょうか?クンダリーニとは、人間の中に存在する根源的生命エネルギーのことを指し、肛門と性器の間付近に存在しているとされています。このエネルギーは蛇のようにとぐろを巻いているとされ、背骨の下に位置するチャクラから順に解放し、頭頂部のチャクラを目指して順番に開放していきます。また、呼吸法に特徴があり、短時間で早いペースで腹式呼吸を行うため血液を毛細血管まで循環させることが可能となり、生命エネルギーを全身に行きわたらせるメソッドです。この呼吸は「火の呼吸」と呼ばれており、マントラと呼ばれる瞑想で心身を浄化させることで心と身体、魂までも調和させることができるようになると言われています。

体の7つのチャクラと密接な関係

クンダリーニヨガは、身体に存在する根源的生命エネルギーであるチャクラと密接な関係があるとされています。チャクラは、食事や排せつといった健康を維持する上で基本となる行為に加え、発声及び思考などあらゆるものが全てチャクラの肉体的働きの基本と考えられています。また、チャクラは肉体には関係しないパワーも存在するとされ、このチャクラを意識して刺激することで、心身のバランスと調和を図っていきます。チャクラは7つあるとされ、それぞれに特有の周波数を持っていると考えられています。また、それぞれにカラーを持っており、身体の位置とカラーは以下のようになっています。

第一チャクラ:肛門と性器の間・赤
第ニチャクラ:仙骨、膀胱付近・オレンジ
第三チャクラ:みぞおち、へその上指2.3本・黄
第四チャクラ:胸の中央付近、心臓・緑
第五チャクラ:喉元付近・ブルー
第六チャクラ:眉の間、額の真ん中・紺
第七チャクラ:頭頂部・紫

これらのチャクラを活性化させることで身体も活性化してくれると言われており、身体という物理的な面だけでなく、精神や知覚といった目に見えない部分も活性化してくれるとされています。本来の健康の意味である心と身体、魂のバランスをとるのに重要な役割を果たしてくれるのがチャクラと言えます。

元気の源の第一チャクラ

チャクラは、それぞれ身体の内分泌系や神経、器官や臓器など特有な部位と密接に関係していると言われています。チャクラの中でも、人間の心と身体の根源的パワーがあると言われているチャクラが第一チャクラで、ルートチャクラとも呼ばれています。第一チャクラは生命エネルギーの源とされ、仙骨部分に位置し内分泌系では副腎、身体の部位では骨格や骨に作用すると考えられています。精神面では、生命力に加えバイタリティや情熱とった行動力と関わり、自分らしく生きる行動を意識することで、力強く生きて行くことを教えてくれます。第一チャクラは、厳しい現実を自分の力で動かし、前進していく力を養うことに繋がりますので、元気の源と言えるでしょう。

感情を司る第二のチャクラ

喜怒哀楽様々な感情が渦巻いているのが人間ですが、クンダリーニヨガの中で感情を司るチャクラとして考えられているのが第二チャクラ。セイクラルチャクラとも呼ばれ、このチャクラは、丹田と呼ばれているへその下数センチの所に位置しており、仙骨や膀胱付近を指します。内分泌系では卵巣や精巣といった生殖器官、身体の位置は性器をはじめ膀胱や前立腺の他骨盤などが含まれ、特に精神や感情では感受性や情緒のバランスなどに加え創造性を養うために重要なチャクラです。自分の無限の可能性を信じて充実した人生を送るためのエネルギーで、自分の本音と心を繋いでくれます。

自尊心を刺激する第三のチャクラ

みぞおち部分に位置すると言われているのが第三チャクラ。ソーラープレクサスチャクラとも呼ばれ、内分泌系では膵臓、身体の部位では消化器系を司っています。精神や感情の面では、個人の思想や自我・自信などが関わり、活性化させることで自尊心を高め自分を認めるという思想が生まれてきます。また、第三チャクラは、自分らしさを見いだしてくれるチャクラで、個人の力や意志にも関係しており自尊心を刺激することで、大切な一人の人間であることを教えてくれます。また、感情的な問題や行動パターンなどにも深く関わり、気分や情緒にも変化を与えるとされています。

愛情を司る第四のチャクラ

愛情や人間関係に深く関わるとされているのが第四のチャクラ。その名もハートチャクラと呼ばれており、素直な感情を表現することの大切さを教えてくれます。また、今の自分がどう考えているのかに気づくことは、ありのまま自分を受容することに繋がりますので、活性化させることで内なる自分を見つめ自分らしさを取り戻すことができるようになります。位置としては胸の中央あたりすなわち心臓で、内分泌系では胸腺、身体の部位では心臓及び循環器系を指します。精神や感情面では、愛情をはじめ許しといった受容など、他の人間との関わりを秘めています。また、知覚で言うと触覚にあたるとされ、触れた感覚は愛情に繋がっていると言えるのかもしれません。

自己表現に影響を与える第五のチャクラ

スロートチャクラとも呼ばれるのが第五チャクラ。自分を自分らしく表現するためのエネルギーとされており、自己表現に影響を与えると言われています。自分らしくいようとすることは、一つ間違えるとわがままにも取られがち。また、人間関係の中で、感性や視点などの違いは常にあるものですので、自分らしさを強く押し出すのは勇気が要るものです。その中で、お互いの違いを認め尊重し合うことで、新たな関係ができ上がりスムーズなコミュニケーションが生まれていきます。第五のチャクラは、自己表現とコミュニケーションに深く関わり、行動や話合いを通して違いを認め自分らしく生きるための強さを教えてくれるとされています。内分泌系では甲状腺、身体の部位としては喉や口に深く関わっているとされています。

直感に働きかける第六のチャクラ

何かの行動を起こす場合や物事を選択する際に、根拠が全く無いにもかかわらず直感で動くことはありませんか。7つのチャクラの中でも直観に働きかけてくれるのが第六のチャクラ。ブラウチャクラとも呼ばれ額の真ん中にあるチャクラで、自分自身のインスピレーションを司るチャクラです。第六のチャクラが活性化することで第六感が良く働くようになるとされており、直感が冴えて物事がスムーズに進んでいくようになると考えられています。内分泌系では脳下垂体を、身体の部位では脳や神経系と深く関わり、直感だけでなく人の知恵にも関係するとされています。

物事を俯瞰してみる第七のチャクラ

クラウンチャクラと呼ばれている第七チャクラは、頭頂部にあるとされています。内分泌系では松果体、身体の部位では大脳皮質や皮膚に深く関係するとされ、精神面では霊的でスピリチュアルな感情を司るとされています。第七チャクラが活性化した際には、自己を超越し物事に対する思考が宇宙的な観点になっていくと考えられています。大きな視点を持つ為のエネルギーといわれており、この世に存在する全てとの繋がりを教え、そのつながりは宇宙までも広がります。物事を客観的に見ることで、全てのものから発せられるエネルギーとの一体感を感じられるとも言われているのが第七のチャクラです。

クンダリーニヨガのやり方


クンダリーニヨガでは、生命エネルギーの出入り口とされている7つのチャクラが鍵を握ります。そのチャクラは、それぞれに人間の心と身体に深く関わっており、生命エネルギーの維持に欠かせないものとされています。クンダリーニヨガは特徴的な呼吸法やポーズ、瞑想や行動などを総合的に組み合わせているのが特徴で、総合的に組み合わせることでより多くのエネルギーを増幅させようというものです。では、クンダリーニヨガの正しいやり方とはどんなふうにすれば良いのでしょうか?簡単に紹介してみます。

素早く丹田呼吸を繰り返す火の呼吸

クンダリーニヨガの大きな特徴として挙げられるのが呼吸法です。この呼吸方法は「火の呼吸」と呼ばれ、素早い腹式呼吸を意識することで腹筋やインナーマッスルが鍛えられ、脂肪燃焼効果も期待できるとされています。やり方は以下の通りとなります。

1.両足を前に投げ出した状態で座り、両方のかかとを身体の方に引き寄せる
2.手の平を上に向けて両ひざにおき、背筋を伸ばす
3.目をつむって鼻呼吸をしながら全身をリラックス状態にする
4.お腹を大きく膨らませて鼻から大きく息を吸う
5.お腹を大きくへこませて鼻から大きく息を吐く
6.これを1分間に30~60回行う

呼吸回数は、最初は1分間に30~60回程が目安です。慣れてきたら1分間の呼吸回数を2倍3倍と増やしていくと良いでしょう。呼吸は、息を吐くことに意識を向けるのが大きなポイントですが、ヨガの最中にめまいやしびれなどを感じた場合は無理をしないように注意しましょう。

丹田呼吸を意識した生活をする

自律神経のバランスを整えるためのメソッドとして丹田呼吸が注目されていますが、クンダリーニヨガは早い腹式呼吸を行なうため、丹田呼吸を取り入れているとも言えます。お腹のツボの一つである丹田を意識した腹式呼吸を丹田呼吸と言い、丹田を意識した呼吸を普段から生活に取り入れると、体力や持久力の向上のみならず免疫力アップ効果も期待できます。また、自律神経にも働きかけバランスが整うことからリラックス効果にも繋がります。ジョギングやウォーキングさえも忙しくてなかなか続かないと悩んでいるなら、生活の中で丹田呼吸を意識するだけでも効率の良い有酸素運動となります。

ヨガのポーズは一般的なものを取り入れてOK


クンダリーニヨガは呼吸法に特徴がありますが、ポーズを取り入れて行うことで効率がアップします。ポーズは一般的なヨガのポーズを取り入れてやってもOKで、多くのヨガポーズの中から自分に合ったものをチョイスしながら続けて行くことがポイントです。例えば、ヨガでよく見る安楽座のポーズや両手を肩の位置まで水平に上げ両足を開いた英雄のポーズ、足の甲を床に付けて正座のような体制をとり上半身を前に倒すチャイルドポーズなどがおすすめですが、ポーズに決まりがあるわけではありませんので、自分の好きなポーズで行いましょう。

自分の周りに存在する気の流れを感じる

人体内には、気という目には見えないエネルギーが存在すると言われています。また、自分の周りにもオーラという気が存在するとされていますので、その気の流れを感じることで自分の生き方や人生観などに変化が現れてくるとされています。クンダリーニヨガでは、気の流れを感じ出入り口であるチャクラを活性化させることで、新しい自分を見いだすことが可能となっていくと考えられています。

クンダリーニヨガで自分の深層を覚醒させよう

数あるヨガの中でも、クンダリーニヨガは短時間で効果が上がるヨガとして人気が高くなっており、無理なく続けることで自分の深層を覚醒させてくれます。本当の自分に気づかせてくれ、身体だけでなく心も強化できるヨガですので、是非一度試してみてはいかがでしょうか。