マタニティヨガはいつから始めて良いの?

マタニティヨガ いつから始める
Exercising beautiful pregnant woman at home

マタニティヨガは最近話題ですがいつから始めていいの?と悩む妊婦さんも多いと聞きます。適度な運動になり、呼吸法やリラックス方法などを習得できるとして、妊婦さんに注目されているのがマタニティヨガ。マタニティヨガとは、呼吸法や様々なポーズをとることを通して、出産に向けての体力作りをはじめ不安定になりがちな気分を和らげるというメリットが期待でき、妊娠中は身体に多くの負担がかかっていますので、腰や脚など様々な部分に痛みが出やすくなりますので、痛みの緩和などにも繋がるとして妊婦さんに浸透してきています。そんな良いことずくめのマタニティヨガですが、いつから始めたら良いのか、どの程度の運動なら行っても良いのかなど不安も少なくありませんので、今回はマタニティヨガを始める時期や注意点などについて探ってみます。

マタニティヨガはいつから始めても良いか


妊娠期間は、初期・中期・後期と一般的に3段階に分かれており、中でも初期は流産をしやすいなど妊娠全期の中でもトラブルが起きやすい時期ですので、最も気をつけなくてはなりません。また、一般的につわりが出る時期でもありますので、食べ物があまり食べられなくなることも少なくありません。そんな時は運動をするのは避けた方がよさそうです。マタニティヨガは、妊婦さんでも無理なくできるヨガとはいえ身体を動かすことになりますので、始める時期は注意が必要となります。では、マタニティヨガはいつから始めたら良いのでしょうか?

早い人は妊娠13~14週頃から

マタニティヨガは、妊婦さんに良い効果をもたらすからといって、妊娠期間中いつでも始めてよいものではありません。一般的に妊娠16週以降の安定期に入いる頃が目安とされており、経過が順調なら始めることを考えてもよいでしょう。とはいえ、妊娠の経過は人それぞれですので、自分の体調と相談して始めることは重要です。早い人は妊娠13~14週頃から始める妊婦さんもいますが、他の妊婦さんが始めたからといって焦ることはありません。また、始めて良い時期だからといって無理は絶対に禁物。体調の悪い時は無理をせずに身体を休めることも大切なことです。

ヨガスタジオの受け入れは16週以降が一般的


マタニティヨガは、自宅で行うという方はそう多くはありません。ヨガスタジオを利用して始めますが、ヨガスタジオの受け入れは妊娠16週以降が一般的。妊娠16週以降ですと、身体だけでなく気分も安定している時期ですので、モチベーションがアップしますよね。マタニティヨガのスタジオでは、専門知識を持つインストラクターがレッスンを行うことが一般的ですが、インストラクターの質やサービスなどはスタジオによって様々ですので、始める場合は、そういった点もチェックしておくと安心でしょう。安定期に入る頃から始めることが一般的とはいえ、体調の面では万全でもお腹が目立ち始め足や腰への負担も大きくなり始める時期ですので、ヨガスタジオに通い始めたからといって、周りに合わせて無理なポーズをとるなどと頑張り過ぎる必要はありません。自分が心地よいと思える程度に、留めておくことが続けるポイントです。ゆったり気分でリラックスして行いましょう。

妊娠後期は出産直前まで続ける人も

妊娠中期、安定期に入ってから始めるのが一般的なマタニティヨガですが、ではいつまで続けられるのでしょうか?止める時期はこれといってはっきりはしておらず人によって様々。妊娠の経過や妊婦さんの体調によって違いがあり、妊娠後期や出産直前まで続けている妊婦さんも見られます。また、妊娠後期に入るとお腹が大きくなり動くことが苦しくなったり、呼吸が乱れやすくなったりと続けるのが難しくなる場合もありますので、一概にいつまでとはいえないのが現状です。しかし、できるだけ長く続けることにより出産に向けての体力作りや身体の柔軟性が保てることで安産に繋がるともいわれていますので、体調と相談しながら続けることがおすすめです。

始める前には主治医へ要確認


マタニティヨガを取り入れることで、体力や筋力を付けておくと安産になりやすいとされていますが、始める前には必ず主治医に相談してみることが必要です。妊娠の経過は妊婦さんによってそれぞれですので、自分の体調だけでなく産婦人科の主治医に行ってもよいといわれた場合のみ始めるようにしましょう。マタニティヨガを無理に始め、体調が悪くても続けた時には、場合によっては切迫早産などを招く恐れもありますので、絶対に自己判断で行うことは避けましょう。マタニティヨガを行っている間でも、体調に変化があった場合にはすぐに主治医に相談して、身体を休めることも大切です。

マタニティヨガは妊娠初期は避ける

妊娠中は、いつもより動けなくなりますので、精神的に不安定になったり運動量が減って体力が落ちたりと、身体面でのリスクが伴います。しかし、待ち望んでいた赤ちゃんの顔が見られるわけですので、妊娠中は健やかに過ごしたいですよね。マタニティヨガは、妊婦さんに多くのメリットをもたらしますが、妊娠初期に始めることは避けた方が良いでしょう。では、なぜ妊娠初期にマタニティヨガを始めない方が良いのでしょうか?詳しく紹介します。

初期は流産予防で安静にすることが重要

妊娠初期は、お腹もあまり目立たず身体の動きの制限も少ない時期ですので、マタニティヨガを始めるのにはピッタリと思いがちですがそれは大きな間違い。妊娠初期は、妊婦さんも体調がすぐれない時が多くなりがちで、お腹の赤ちゃんも不安定な状態ですので、無理をしてしまうと流産を招きやすい時期です。また、妊娠したことによって貧血になる妊婦さんも少なくありませんので、妊娠初期にマタニティヨガを始めることは避け、安静にしていることが重要です。

始める時期は、自分の体調と相談するのはいうまでもなく、主治医に相談して指示に従いながら取り組みましょう。

マタニティヨガの準備までにする

妊娠初期でも、無理にならない範囲で身体を動かすことは大事。マタニティヨガに興味がある場合は、通いたいヨガスタジオを調べておいてもよいでしょう。現在では、マタニティヨガについての情報が書籍や動画など多くのメディアで紹介されていますが、正しく行わなかったばかりにトラブルに繋がってしまうケースも少なくありませんので、行う際の注意点を把握しておくことはマストです。安静にしていても、マタニティヨガに対する知識を高め、様々な準備をしておくとやりたい時にすぐに始められますし、始めた後に思わぬアクシデントに見舞われることも少なくなります。妊娠初期はマタニティヨガに正しく取り組むための準備期間として捉え、様々な方向から準備しておくと楽しみになりますよ。

マタニティヨガを控えた方が良いパターン

いくら安定期に入っているからといって、どんな状況でもマタニティヨガを始めてよいわけではありません。ここでは、マタニティヨガを控えた方が良いパターンを紹介します。

安定期に入ってもつわりがあり辛い人

妊娠中の状況は人によって様々です。身体の状態も千差万別で、一口に妊婦さんといっても、その状況には大きな違いがあります。悪阻といわれるつわりは、一般的に妊娠初期に現れやすくなる症状ですが、中には安定期に入ってもつわりがある方も見られます。つわりで辛い時には無理をする必要がありませんので、身体を一度休め症状が治まってからまた取り組むようにしましょう。マタニティヨガは、マイペースで取り組めるところが魅力の一つでもありますので、つわりが辛い時には控えた方が良いでしょう。

妊娠高血圧症候群の症状がある人


人によっては、妊娠期間中に妊娠高血圧症候群になる場合があります。妊娠高血圧症候群は、少し前まで妊娠中毒症ともいわれており、妊娠20週以降から分娩後12週までに血圧の上昇や蛋白尿のいずれかを伴う場合を指し、これらの症状が妊娠による合併症ではないものです。症状が悪化すると母子ともに危険な状態になる場合もあり、この症状が現れている場合は、十分な休養が必要になります。マタニティヨガは、ゆっくりとした動きで行うとはいえ、身体を動かすことによって身体に大きな負担をかけてしまうことも考えられますので、妊娠高血圧症候群の症状がある場合は避けた方が良いでしょう。

お腹が張りやすく切迫早産傾向のある人

安定期に入ったからといって、無理に身体を動かすことには注意が必要です。人によっては切迫早産の危険性が高くなる場合もあります。切迫早産は、正期産といわれている妊娠37~42週未満で赤ちゃんが生まれそうになることで、症状の一つとしてお腹の張りが見られます。切迫早産と気づかない場合も少なくありませんので、お腹の張りや下腹部痛などの症状がある場合は、マタニティヨガは行わずにすぐ主治医に相談することが必要です。

主治医の許可が出ても体調が悪い日

主治医の許可が出たとはいえ、自分の体調が悪い日にマタニティヨガを行なうことは避けましょう。体調が悪い時は、気分も落ち込みがちですし身体もなかなか動かしにくくなります。そんな時は思わぬケガなどを招きやすくなりますので、しっかりと休養することが大切です。身体を適度に動かしリラックスすると気分がスッキリするかもしれませんが、お腹の赤ちゃんがすくすく育ってくれるようにママの体調も整えながら、決して無理はせず万全な体制で出産に向けて準備しておくことが重要です。

妊娠経過と体調に合わせて無理なくヨガをはじめる

マタニティヨガは、よいことがいっぱい。出産に向けての体力作りや安産に導く呼吸法を勉強できることに加え、妊娠・出産の不安を和らげてくれるリラックス効果など多くのメリットが期待できます。しかし、自己判断で行うのはリスクが伴いますので、かかりつけの医師に相談してから始めることが重要ですし、専門知識のあるインストラクターを選ぶのもマスト。

何も妊娠中だからといって、やりたいことを我慢する必要はありません。スムーズな出産にも繋がりますので、主治医と相談しながらマタニティヨガをマイペースで始めてみませんか。