体重増加の原因とは?注意するべきポイントは?

ダイエット 体重増加
Woman hand holding her own belly fat at outdoor.

体重増加の原因をきちんと理解していますか?体重増加には理由があり、その理由を理解していないといくらダイエットをしても、リバウンドしてしまったりを繰り返してしまいかねません。体重増加の原因などについて詳しくみていくとしましょう。

急な体重増加の理由は?

急激に体重が増えてしまったという経験はありませんか?特に普段通りの生活をしているはずなのに、体重が増えてしまうのを不思議に感じる人も多いのかもしれません。治療やトレーニングといった体重コントロール行っているような特別な場合を除いて、突然体重が増えてしまうのはやはり気持ちも沈んでしまうものです。実は急に体重が増加するのは、様々な原因が関係していると言われています。主に挙げられる理由としては次のようなものがあります。

水分、排泄物が蓄積してしまっている

体重の増加理由として、指摘されている中でも多くを占める原因が水分や食べ物の摂り過ぎが挙げられます。水分は体内で約3分の2を占めていると言われており、体温を調節したり腎臓の働きを助けたりと、水分を摂ることは生きていく上では欠かせません。しかし、必要以上に水分を摂取すると体内に不要な水分がどんどん溜まっていってしまい、こうして蓄積された水分によって体重も増えてしまうのです。

また、排泄物が溜まる、つまり便秘の状態ですが、これは毎日排泄されるはずの便が体内に留まっている状態になります。便秘が続くと、体内に不要なものが少しずつ溜まっていき、体重の増加にも繋がりかねません。すぐに解消できれば良いのですが、2日や3日と続いてしまうと便もなかなか出にくくなってしまうため、早めの対策が必要です。

むくみ

むくみは先程挙げた水分の蓄積と関係があります。むくみには様々な原因が挙げられますが、体内に不要な水分が溜まっているために起こるのもその1つです。大量に水分を摂取してしまうと、本来は尿となって出ていくはずの不要な水分の排出が間に合わなくなり、むくみとなって現れてしまいます。このように不要なものを体内に留めてしまっている状態なので、体重も増加します。また、女性に関してはむくみの現れが生理による場合もあります。生理前はプロゲステロンと呼ばれる女性ホルモンの増加により、体内にも水分を溜める働きが影響しやすいです。そのため、この期間は生理によるむくみからどうしても急に体重が増えたと感じやすくなります。

体内の代謝が低下している

基礎代謝とは歩いたり運動をしたりして体を動かさず、眠っている時やじっとして呼吸をしている時なども消費されているエネルギーです。この基礎代謝は年齢が若ければ消費されるエネルギーが高いですが、加齢とともに年々代謝が下がっていきます。同じ食事を続けていたとしても、そもそも代謝が低下している状態では消費されるエネルギーも少なくなるため、急激に体重が増加したと思ってしまうのです。また、代謝の低下は年齢だけではなく運動不足もその原因の1つとなっています。普段から運動といったことで体を動かす機会が減ると筋力が低下してしまいます。筋肉は血液の流れを送り出すポンプのような働きをしており、筋肉が使われなくなると血の巡りが悪くなり代謝の低下にも繋がるのです。

塩分の多いものを摂り過ぎている

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普段と同じように食事をしていても、漬け物や塩辛いおかずなど塩分を多く含む食べ物を摂ると、ご飯が欲しくなるという人も多いのではないでしょうか?いわゆる味の濃い料理を食べると、体内で塩分濃度を薄めようと消化液が分泌されます。この消化液は分泌を促すためにより食べ物を摂るように働きかけることから食欲が増し、普段よりも余計に食べてしまうといった傾向が強いです。また、水分を過剰に摂取しなくても塩分の高い食事を摂ると、それに伴い水分も体内に留まってしまいます。そのため、塩分過多によって体重が急に増えたと感じる場合もあります。

睡眠が十分に取れていない

年齢や体重によって多少の差は見られるものの、1時間の睡眠で男性が約50kcal、女性が約40kcalが消費されると言われており、しっかりと7時間寝れば300kcal前後もエネルギーを消費できます。しかし、睡眠時間が減ることで当然その消費カロリーも少なくなってしまうのです。また、睡眠不足になると脳の働きや体の動きが鈍くなりやすく、ホルモンバランスも乱れます。特にグレリンやレプチンなどは、食欲をコントロールする成長ホルモンで、ホルモンバランスの乱れから知らず知らずのうちに食べ過ぎが起こっている可能性もあるでしょう。

むくみによる体重増加は危険?

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体重増加の理由としてはこのように便秘から塩分の摂り過ぎ、運動不足まで多岐に亘りますが、その中でも注意しておきたいのがむくみからくるものです。むくみが起こる原因は先程も少し触れましたが、その他にも次のような理由が考えられます。

むくみの原因

むくみが現れる理由は水分の摂り過ぎや生理などの他、重力の影響も関係しています。血液の流れというのは、基本的に心臓から動脈を辿って全身の隅々まで送り出され、今度は静脈を通って再び心臓へと戻ってきます。この戻る際に下半身は重力に逆らい、下から上へと押し上げる形となりますので、どうしても下半身は血液の巡りがスムーズには流れにくいため、むくみが発生しやすいです。また、体の冷えもむくみに大きく関わっています。体が冷えると血液やリンパの流れが滞ってしまい、体外へ出ていくはずの不要な水分や老廃物が溜まりやすくなるため、むくみも起きるのです。

病気の可能性もある

こういった原因に当てはまらない場合、病気によって体重が増加している可能性も考えられます。まずは、現在の状況が病状と重なるのか確認をしてみましょう。病気が進行する前に早い段階で発見できれば、早期治療にも繋がります。

甲状腺機能低下症

甲状腺機能低下症とは甲状腺の機能が低下する疾患のことです。甲状腺は喉の近くにあるものですが、甲状腺ホルモンは全身の代謝と大きな繋がりがありますので、その機能が低下することによって体のだるさや脱毛、皮膚の乾燥など様々な不調を及ぼします。そして、代謝が下がればエネルギーの消費量も少なくなってしまいます。食べたものがエネルギーとして消費されづらい状態では当然太りやすく、それが体重の増加となって現れている可能性があるでしょう。

クッシング症候群

腎臓の傍には副腎皮質と言う組織があるのですが、ここから分泌されるコルチゾールと呼ばれるホルモンが過剰分泌されることで起こるのがクッシング症候群です。この病気の症状としては、満月様顔貌と言って顔が満月のように丸くなる、胸や腹などに脂肪が溜まって太る中心性肥満といったものがあります。その他にも、前腕や下肢の皮膚が薄くなりピンクのまだら模様ができたり、皮下出血をしやすかったりするのも特徴の1つです。難病に指定されているクッシング症候群は、根本的な原因も明確になっておらず、早期に医療機関で診てもらう必要があります。

肝硬変

肝臓に異変が起きてもその症状に気付きづらいことから沈黙の臓器とも呼ばれているのが肝臓です。そうした肝臓の病気の1つには肝硬変があり、症状として下肢のむくみや腹水が起きやすくなります。腹水とはたんぱく質を含んだ体液が腹腔内に溜まったもので、このように不要になった腹水が体内に留まっている状態なので、体重の増加も起こりやすいです。

急な体重増加の対処法

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突然体重が増えたと感じた場合、病気ではなければバランスの良い食事や運動を行うなど、普段の生活を見直しながら改善を図っていくと良いでしょう。一方で病気の症状に該当するならば、まずは病院を受診することが大切です。診察によって検査や処置が行われますので、少しでも不安を覚えたら1度診てもらいましょう。

まとめ

いかがでしたか?急に体重が増える原因は生活習慣の乱れからくるものだけではなく、病気が隠れている可能性もあるため、十分に注意しましょう。