筋トレと身長が伸びることの関係性は?筋トレをする上での重要なポイント

筋トレ 身長が伸びる 関係性 重要 ポイント

筋トレと身長が伸びることの関係性について、あなたは正しい知識をお持ちでしょうか?年齢を問わず日常的にスポーツを楽しんでいる人は多くいます。そうした中で、筋トレをすることで身長が伸びた、あるいは反対に伸びなくなったなど、身長に関わる話を聞いたことがある人も多いのかもしれません。では、筋トレを行うことで身長に変化が見られるのは本当なのでしょうか?今回はそうした筋トレと身長の関係性について、深く掘り下げていきます。

筋トレをすると身長がとまる?

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筋トレを行っている場合、特にハードなトレーニングでは関節や骨に負担を掛けている状態にあります。そもそも、人間の体と言うのは無数の骨と骨が繋がってできており、これらの骨同士がすれ合うのを保護しているのが軟骨です。軟骨はとてもデリケートな部位で、特に成長期に大きな負荷が掛かってしまうと傷付きやすいです。そのために、骨の成長として結果的に身長もとまるかもしれないと言われることがあります。

身長がとまることはない

結論から言うと、筋トレによって身長がとまるといった話に対する明確な理由はありません。むしろ筋トレは骨格の形成を促進させるものとして、身長が伸びやすくなると科学的にも証明されているのです。筋トレをすると、まずホルモンの一種である成長ホルモンの分泌を活発化します。この成長ホルモンは、疲労回復や脂肪の分解を促進、集中力のアップなどの他、体を成長させることから身長を伸ばす働きも持っているのが特徴です。成長ホルモンが多量に分泌されると、身長の伸びを阻害するどころかこのように成長を手助けしてくれますので、身長が伸びなくなることを危惧して筋トレをわざわざ運動をやめる必要もないでしょう。

なぜそう言われてしまうのか

筋トレによって身長がとまってしまうといった科学的根拠はないのに、一体どうしてこのような話が多く聞かれるのでしょうか?その理由としては、骨の成長に深い関わりを持つ関節部分に必要以上の負荷を与えてはならない、との表現が変わってきてしまったからだと言う説があります。とてもデリケートな関節に負荷を掛けてはいけないとの話からハードなトレーニングは避けること、そして筋肉を付けるのは良くないと、話が人から人へ伝わっていく間にそれぞれの解釈に違いができてしまったのだと考えられます。また他の理由としては、筋肉が付くと骨を押さえつけてしまい骨が成長しなくなる、との間違った認識が広がっているとの説もあります。身長が伸びると骨も伸びますが、実際には関節周辺にある骨端線と呼ばれる柔らかい部位が伸びていますので、実際には骨全体が大きくなっているわけではないのです。そのため、関節に大きな負荷が掛かれば身長にも影響が及ぶ可能性もありますが、関節に負担を与えない適度な筋トレを行っただけでは身長の伸びはとまりません。

身長と筋肉量は比例するのか?

筋肉量とはその名前の通りで体にある筋肉の量を示した値です。筋肉は身長が高くなるほど付きづらくなると言われていますが、身長が高いと腕や脚などが伸びるのと同じで筋線維も長くなるため、身長と筋肉量は比例すると言えるでしょう。身長が低い人と高い人とではこのように体積が変わってきますので、たとえ同じ筋肉量であっても体の厚みや太さにも違いが出ます。そのため、身長の低い人の方が筋肉も多く付いているように見え、身長が高くなると筋肉が付きづらくなると言うのはこのためです。

身長を伸ばしたい!筋トレで改善できる?

先にも挙げた通り、適度な運動が成長ホルモンの過剰分泌を促進させ、背を伸ばすことにも繋がることが分かりました。成長ホルモンと聞くと成長期に多く分泌されるものだと思っている人もいるかもしれませんが、実は大人になってからも変わらず分泌されています。年齢とともにその量も減ってしまいますが、全く分泌しなくなるのではないので、筋トレのように成長ホルモンが過剰に分泌されるようなことをすれば、大人でも身長が伸びる可能性はあります。

筋トレをする上で重要なポイントとは?

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運動と言っても様々なトレーニング方法がありますが、成長ホルモンが刺激されるような適度な筋トレを行う場合、実際にはどういった運動を取り入れていけば良いのでしょうか?まずは、トレーニングにおける気になるポイントを見ていきます。

一部の筋肉だけに負担が掛からないようにする

トレーニングする際にある特定の筋肉だけにポイントを絞って鍛えると、その部位を集中的に鍛え上げることができます。しかし、その分大きな力が1ヶ所に集まるので、体に必要以上の負荷を掛けてしまいます。例えば、うさぎ跳びは以前には筋トレとして学校でも多く取り入れられていたのですが、これは膝に大きな負荷が掛かりやすく関節を損傷させてしまう危険性があるため、運動をするにもピンポイントで筋肉を鍛え抜くといったことは避けるようにしましょう。また、ダンベルやゴムといった器具は負荷を掛けやすくオーバートレーニングにもなりかねませんので、自重トレーニングを行うようにしてください

まんべんなく鍛えられるようにする

身長の伸びを気にするのであれば、体の一部分を集中的に鍛えるトレーニングはかえって逆効果です。全身の筋肉をバランスよく鍛え、体への負荷をできる限り分散させることを意識するのが大事です。体への負担を考えて、全身運動を取り入れれば血流が良くなりますし、体の隅々まで栄養が巡りやすくなります。

しっかりとしたストレッチも大切

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筋トレは少なからず筋肉に負荷が掛かっていますので、筋肉が硬くなったり柔軟さが損なわれたりしますが、筋肉が硬くなると体を無理なく動かせる範囲が狭まっていきます。すると、血液の巡りも悪くなり全身に必要な栄養や酸素が行き届かなくなるため、体の成長にも影響を及ぼしかねません。トレーニングの前にしっかりとストレッチを行っておけば、関節の柔軟性を高めて体に余計な負担が掛かるのを避けられますし、ケガの予防にも繋がります。また、筋肉が凝り固まってしまわないように、トレーニングが終わった後もストレッチをして筋肉をほぐしてあげましょう。

筋トレの後は体に休息を

運動をすると筋肉が傷付き炎症を起こした状態、つまり筋肉痛となって現れますが、筋肉が傷付いている状態で再びトレーニングを行ってしまうと、筋トレの効果が薄れてしまいます。また、運動によって傷付いた筋肉が修復されてより強い筋肉へと育っていく過程を超回復と呼びますが、この超回復をするには個人差があるものの、24時間から5日間は必要と言われています。体を休めるのもトレーニングの一環だと思って、筋トレをしたら無理をせずにしっかりと休みを取ることを心掛けましょう。

栄養が偏らないよう気を付ける

トレーニングのポイントを踏まえて筋トレを行っていても、食事が疎かになってしまうのは良くないです。偏った食事を続けていると体に必要な栄養素が足りなくなり、体の成長を妨げるような状況を作ってしまいます。タンパク質やカルシウム、ミネラルなど様々な栄養素が摂れるよう普段の食事にも注意をしてください

睡眠時間を十分に確保する

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睡眠不足はストレスの原因にもなりますが、この状態は筋トレの効果を半減させてしまうとも言われています。また、成長ホルモンは眠っている間に多く分泌されており、寝る時間が少ないと成長にも影響を与えてしまうので、筋トレと並行をして睡眠時間も十分に取れるよう意識をしていきましょう。

まとめ

いかがでしたか?身長のために筋トレを行うにも、間違った知識では成長に悪影響を与えてしまう可能性があります。筋トレで身長アップを期待するなら、まずは正しい知識を知ることから始めてみてください。