三半規管を鍛えよう!鍛え方法も効果もさまざま!

耳 三半規管 鍛え方
Female ear and part of a cheek viewed from a side.

耳の中に存在する器官の一つの三半規管ですが、ここの部分も鍛えられるのをご存知ですか?その鍛え方法も効果もさまざまです。日常生活に関わるめまいなどにも繋がる三半規管ですが、鍛えることで苦痛がない生活を送ることができます。三半規管はどんな働きをする期間で、どのようにして鍛えるのが効果的なのでしょう。

三半規管はどこにあるのか

耳にある器官 三半規管
耳にある器官である三半規管は、どんな働きをするのでしょう。知っているようで知らない耳の構造と共に紹介します。

耳の中はどんな構造?

直接中を見る機会がない耳の中ですが、繊細で複雑な構造になっています。耳垢が溜まる場所が外耳道と呼ばれていて、鼓膜よりも奥に存在する空間が中耳です。いわゆる中耳炎になるのはこの位置が患部となります。それよりも更に内側に存在するのが内耳で、この内耳に三半規管は存在しています。内耳にはカタツムリの殻の形のような蝸牛と、蝸牛に続くカーブしたチューブがあり、このカーブしたチューブは三本あるので三半規管と呼ばれています。

三半規管はどんな働きをする?

三半規管は、重力に対して身体がどれだけの傾きでどの方向に動いているかということに対して、体の回転運動を感じて平衡を取ることに役立っている器官です。また三半規管に隣接している蝸牛は、音を電子情報に変えて脳に伝える働きを担っています。回転を感じ取る平衡感覚の中心になるのは三半規管体ですが、三半規管だけで体のバランスを取っているのではありません。身体の内部や体表面にある他のセンサーからの情報と照らし合わせ、連携することで、自分の方向や傾きを判断しているのです。

三半規管は3つで構成されている

三半規管 耳の構造
三半規管は前半規管と後半規管、外半規管の三つで構成されており、それぞれが90度ずつ傾いて設計されています。これによって、それぞれの器官で三つの回転運動を感知して3次元空間の平衡感覚を保っています。特に視覚情報はとても重要な情報となり、見ることは正しく見当をつけることに繋がるので、自分の状態を確認して把握することができます。それぞれの働きを確認しましょう。

■前半規管
前半規管は横方向の回転を感じる器官です。■後半規管
後半規管は前後方向の回転を感じる器官です。■外半規管
外半規管は軸方向の回転を感じる器官です。

三半規管の働きには個人差がある

乗り物に酔いやすいタイプの方や目が回りやすい方など、三半規管が関わる症状には個人差があります。一方で同じような状況でも、特別な症状を表さない方もいることから、三半規管の働きには個人差があり、症状の出方も変わります。

症状緩和に良い方法がある!

三半規管の働きには個人差があるようですが、ツボでの刺激や食事療法など、日常生活に少し変化を加えるだけで、気になる症状が軽減される可能性や、ほとんど発症しないこともあります。目に見える場所ではないことから、改善の目安が分かりにくい三半規管ですが、上手に症状と付き合うことも大切です。

三半規管が衰えると?

めまい 三半規管の衰え
三半規管が衰えるとどのような症状が起こるのでしょうか。場合によっては日常生活や行動の制限にも影響がある症状が多く、衰えを感じている方は特に気にした方が良いでしょう。

めまいがする

めまいの種類は2種類あり、回転性と動揺性があります。しかし動揺性は脳の病気であることが多く、三半規管の衰えによってめまいがするのは回転性の方です。また内耳に細菌の感染やアレルギーが原因の炎症が起こりますと、三半規管が影響を受けてめまいになることがあります。更に、血圧が高すぎる時や低すぎる場合、リンパの循環不全によって調子が悪くなってめまいとなります。

乗り物酔い

乗り物酔いは、長時間三半規管がゆさぶられて調子が悪くなります。バスや船など、普段とは違う動きをする乗り物に乗ることで吐き気などを引き起こすものです。

良性発作性めまい症

良性発作性めまい症は、頭の位置が変化することによって回転性のめまいが生じる病気です。耳が原因で起きるめまいの中で最も高い割合を占めす特徴があります。良性発作性頭位めまい症の原因は、耳の中にある耳石が剥がれ落ちて別の場所に移動してしまうことが原因と考えられています。他のめまいが起きる病気と異なり、良性発作性頭位めまい症では安静にしているより動いたほうが症状を改善しやすいと言われています。

前庭神経炎

前庭神経炎はめまいの原因のひとつで、症状として突然ぐるぐる回る回転性の激しいめまいが起こります。この症状が数日続いた後、徐々に症状は軽くなりますが、立ちあがった時や歩行時のふらつきは長期間続くことが多く、日常生活への影響が大きいでしょう。前庭神経炎では、悪心や嘔吐を伴うことがありますが、耳の聞こえには全く異常がないことが特徴です。前庭神経炎の多くは風邪やウイルス感染などの後に発症します。そのため、平衡感覚をつかさどる前庭神経が、ウイルス感染や血行障害によって障害されて発症すると考えられています。前庭神経炎は、めまいの症状を改善する薬や副腎皮質ステロイドで治療しますが、立ちあがった時や歩行時のふらつきなどの症状が長期間残る場合もあります。前庭神経炎の慢性期の症状を改善するには、規則正しい生活や平衡訓練などが推奨されています。

三半規管が弱い人の原因

三半規管が丈夫な人と弱い人がいますが、どのような原因があるのでしょう。

生まれつき?遺伝?治る見込みは?

日常生活にも関わる三半規管の働きは、生まれつき丈夫な方や親子で働きが弱い場合など個人差があります。しかし鍛える方法もあることから、どうしても症状を緩和させて心の負担を軽くしたい方は、三半規管を鍛える方法を研究してみるのも良いでしょう。

自律神経の乱れ

自律神経の乱れは、胃腸の働きを鈍くするなど、様々な健康被害を与えますが、三半規管の働きにも関係するようです。

ストレス

ストレスによって自律神経が乱れるということもありますので、そうなりますと三半規管の働きが悪くなり、健康な生活に少なからず影響があることは不思議ではありません。ストレスは耳の中の器官にも影響しますので、我慢をするようなに日常のストレスは軽いうちに上手に解消しましょう。

三半規管を鍛える方法

では三半規管はどのようにして鍛えると効果的なのでしょう。

マット運動ででんぐり返し

回転することに体を慣れさせるのは、三半規管を鍛える画期的な方法です。体育の時間がある学生でなくても、自宅でマットや布団の上ででんぐり返しをするだけでも十分効果的です。

目をつぶって回る

三半規管が丈夫な方は、目をつぶって回転しても、その後目を開けた直後にまっすぐ歩き出すことができます。そのレベルに到達するのは大変ですが、目をつぶって回転することに体を慣れさせることで、三半規管が丈夫になります

ブランコ

ブランコ
あまり知られていない意外なアイテムですが、ブランコも三半規管を鍛える道具としておすすめです。大きく体が揺れるブランコは、三半規管を鍛える絶好の機会です。公園などで見つけた場合には、是非乗ってみると良いでしょう。

まとめ

いかがでしたか。三半規管は耳の奥に位置する器官ですが、大切な働きがある重要な役割があることが理解できました。個人差がある働きの度合いですが、鍛え方によってはめまいなどの悩みから解放されるかもしれません。是非参考にしてみてはいかがでしょうか。