マッスルメモリーってなに?仕組みや期間を紹介

インターバルタイマー

マッスルメモリーという言葉をご存知でしょうか。筋力トレーニングをしている方なら知っている方もいるかもしれませんが、いらない方も多いかと思います。初めて聞く方も多い言葉であるマッスルメモリーとは一体どのようなことなのでしょう。詳しく紹介しますので、現在筋力トレーニングで鍛えている方から、これから始めようとする方まで、是非参考にして下さい。

マッスルメモリーってなに?

マッスルメモリー 上手に活用
毎日継続することが大切で、わずかでも体を動かす時間を設けることが求められる筋力トレーニングですが、思うように時間がつくれない時やケガや病気で運動できないこともあります。

このような状況になると焦って精神的に追い込まれる真面目な方もいますが、人間の体はとても機能的に構成されていて、一度鍛えた筋肉の状態をしっかり記憶しており、そのことをマッスルメモリーといいます。だからと言ってさぼり気味に進めても良いということではありませんが、マッスルメモリーの存在を知っておきますと、今後のトレーニングの進め方も大きく変わります。

筋力トレーニングを休むと体はどうなる?

では筋力トレーニングを休んだ場合、人間の体ではどのような変化が内側で起こっているのでしょう。通常筋力の低下が開始されてしまい、筋力トレーニングを休んだことで日々の運動で刺激されていた部分が刺激されなくなるので、当然休止状態に陥ります。

その休止の期間が短ければ、筋力トレーニングを再開した段階で元通りに戻りますが、そのまま放置してしまいますと、体が勝手に不要な筋肉と判断されてしまい、筋肉が減ることになります。筋力トレーニングを行っていた期間や運動量によっても変わりますが、長く続けていた方ほど減少するスピードは遅いようです。それでも1か月程度筋力トレーニングを休んでしまいますと、あっという間に元通りのいつもの体つきになるようです。

マッスルメモリーは一度定着すると一生ものと考えて良いの?

一度鍛えた筋肉のことを記憶できるマッスルメモリーは、ちょっとのトレーニング期間で備わる物でもなく、残念ながら一生維持できるものでもありません。長く筋力トレーニングをしていた方ほど、一定期間休みの状態に入ってもマッスルメモリーは機能するようですが、1か月や2か月の筋力トレーニングをしただけで、機能的なマッスルメモリーを頼っては、まだ十分力を発揮できませんので体も短期間で元通りです。

仕事や体調によって思うように時間が設けられないのが辛いところですが、あまりマッスルメモリーばかりを頼る筋力トレーニングは好ましくありません。

マッスルメモリーの仕組みは?

人間の体の不思議な部分となるマッスルメモリーですが、どのような仕組みで機能的な働きをするのでしょう。詳しく紹介しますので、是非参考にして下さい。

マッスルメモリーの仕組みを知ろう!

どのような仕組みによってマッスルメモリーが働いているのかと言いますと、一つは筋力トレーニングによって筋繊維内の核の数が増えているとされています。筋力トレーニングを継続することで、増えた核がそのまま少なく減少すること無く維持されているとされています。

もう一点は、筋力トレーニングによって筋繊維が増えているとされていて、核の数と同様に筋力トレーニングによって増えた筋繊維が、トレーニングを休んでも減少しない可能性があり、仮に萎縮してしまっても筋繊維の数自体の減少がないことが、マッスルメモリーが機能的働く仕組みとなります。

仕組みを理解してマッスルメモリーを活かした筋力トレーニング

筋力トレーニングをする方の保険や保証のような心強い存在であるマッスルメモリーは、あまり頼りにしすぎてしまうのも問題ですが、時に思うように筋力トレーニングができなかった時でも、今までの努力が水の泡…と考えずマッスルメモリーを上手に活用すると良いでしょう。少しの頑張りでまた元通りに戻れる!と考えますと、様々な事情で筋力トレーニングができなかった時があってもまたやり直しができます。

マッスルメモリーの期間っていつ?

筋力トレーニング頑張る人にとって頼れる存在となるマッスルメモリーですが、期間はどのようになっているのでしょう。男女差や体型の差、筋力トレーニングを続けている期間など個人差がありますが、知っておいた方が良い期間について紹介します。

あの頃に戻りたい…そんな方に朗報です

昔の頑張りを記憶できるマッスルメモリー
年齢を重ねることで体力や筋力が衰え、体型が変化してしまう方もいるでしょう。若い時はすごかった…あの時の自分をもう一度…などと思っている方が多いのではないでしょうか。昔の頑張りを記憶できるマッスルメモリーですが、10年前に努力したことを記憶している可能性が十分あるので、少しの筋力トレーニングで再び当時のような体つきや動きが再現できるかもしれません。年齢だけで判断してしまうのではなく、何か目的があってマッスルメモリーの機能を活用する場合は、諦めずに試してみることです。

鍛えていた期間も重要です

何年間休んでしまった…ということでマッスルメモリーの機能を判断することが多いですが、休んでいた期間と共に休むまでどの位トレーニングをしていたかも重要です。例えば5年間頑張って筋力トレーニングをしていた方と1か月しか筋力トレーニングをしていなかった方では、運動量や鍛えた筋肉量が大きく変わります。何年休んだと共に何年運動していて何年休んでいるのかがとても重要になります。

マッスルメモリーの豆知識

様々な観点からマッスルメモリーについて紹介してきましたが、ここではまだまだ知られていないマッスルメモリーのことを、更に詳しく紹介します。

フルマラソンにも活かせる?マッスルメモリー

マッスルメモリーはフルマラソンにも生かせる
最近では一般の方が楽しく参加できるフルマラソンのイベントが多く、地域活性化などの意味もあって、開催地域以外からも多くの人が集まって楽しみながら参加できます。しかし思ったようにトレーニングが詰めず、フルマラソンを完走できるようになるには数年練習を積んで時間を掛ける必要があるとされています。しかしここでもマッスルメモリーの機能が役立ち、以前鍛えていた経験がある場合は筋肉が昔の努力を覚えていますので、他の方よりも早くフルマラソン完走を目指せます

マッスルメモリーはゴルフにも大切です

男女年齢を問わず楽しめるゴルフは、以前はお金持ちのスポーツのイメージでしたが、最近では低価格でラウンドを回れるプランが多く、ウエアもお洒落が楽しめるなどの理由が加わり、競技人口が増えています。ゴルフを楽しむ方にもマッスルメモリーは大活躍で、冬場ラウンドに出られなかった時のブランクや、一緒に楽しむ仲間と上手くスケジュールが合わないなどの理由で休んでいた場合でも、体にしみ込んだスイングやフォームを筋肉が記憶しています。男女も年齢も関係無く、早い段階で元通りのプレイを楽しめるはずです。

まとめ

いかがでしたか。マッスルメモリーは筋力トレーニングをしない方にとってはあまり馴染みがない言葉かもしれませんが、今後スポーツを楽しむ時などにも活用できる知識となるはずです。人間の体には無限の可能性が秘められていて、それぞれの事情でトレーニングが継続できなかった時でも、しっかり体が覚えていてくれます。あまり完璧を目指して筋力トレーニングをしてしまうと苦しくなりますが、マッスルメモリーを上手に活かしながら、是非今後も鍛える時間を設けてみてはいかがでしょうか。