ヨーグルトと聞くと体に良い食べ物というイメージがありますが、ダイエットにも効果的なんです。ヨーグルトの摂取によって体重を減らした人やウエストが細くなった人など、その凄い効果が話題です。今回はそんなヨーグルトダイエットのやり方やポイントを解説していきます!
目次
ヨーグルトがダイエットに効果的な理由は?

ヨーグルトはタンパク質やカルシウム、ビタミンなどがバランスよく配合されている栄養価の高い牛乳が原料となっているため健康に良い食品だと知られています。では、なぜダイエットに効果的なのかと言うと、ヨーグルトには乳酸菌やビフィズス菌などの善玉菌が豊富に含まれているからです。
ヨーグルトを摂取すると乳酸菌・ビフィズス菌の働きによって腸内細菌のバランスが整えられます。それによって善玉菌が増え、腸内が活性化される、蠕動(ぜんどう)運動が行われるのです。
蠕動(ぜんどう)運動の効果で便秘が解消できる!
ヨーグルトを食べることで善玉菌の働きによって蠕動(ぜんどう)運動が活発になりますが、この運動で腸内が活性化し収縮を繰り返すことで波が生じ、溜まっていた便が送り出されるのです。
特に女性は便秘に悩んでいる人が多いため、それによりダイエットが進まないという人もいると思います。そんな人にとってヨーグルトは便秘解消の力強い味方となってくれるのです。
ヨーグルトがダイエットに効果的な理由

●善玉菌が増え、腸内が活性化される。
●ヨーグルトには乳酸菌やビフィズス菌などの善玉菌が豊富に含まれている。
●蠕動運動によって腸内が収縮を繰り返すことで波が生じ、便が送り出される。
ヨーグルトダイエット中に得られるメリット
体に良いヨーグルトを使用したダイエットは便秘解消によるダイエット効果が望めますが、ヨーグルトの効果はそれだけではありません。ダイエット食品としてヨーグルトを使用することのメリットをまとめました。
ヨーグルトダイエットは健康的に痩せられる効果がある
ヨーグルトがダイエットに効果的な一番の理由は便秘が解消されるからですが、便通が良くなることで、ぽっこりお腹の解消や脂肪燃焼を高めてくれる効果が得られます。体にとって良い効果をもたらすヨーグルトを食べることは、とても手軽に行えるダイエット方法なのです。
肌を整えるメリットが得られる

ヨーグルトはタンパク質やミネラルなど様々な栄養素が含まれている食品です。そのため、摂取することで腸内環境が良くなり、これまで悩んでいた肌荒れやニキビの予防・改善の効果が期待できるのです。
ヨーグルトダイエットのやり方と種類別のポイントを解説
便秘解消などの効果によって減量できると話題のヨーグルトダイエットですが、食べるタイミングによって種類が分かれます。ヨーグルトが健康に良いことやダイエットに効果的な理由は理解できても、実際に痩せられるかどうかは試してみないとわかりません。
試してみたいけど不安があるという人のために、やり方や種類別のポイントと共に、実際に体験した人の口コミも掲載していますので参考にしてください。
ヨーグルトダイエットの種類は?いつ食べるのが効果的?

ヨーグルトダイエットの方法は一種類ではありません。摂取タイミングに違いがあるため、あなたに一番合う方法で行ってください。ヨーグルトダイエットの方法や食べるタイミングは以下の通りです。
・毎食後にヨーグルトを食べるダイエット
・朝夜のどちらか一方にヨーグルトを食べるダイエット
・ヨーグルトで行う断食ダイエット
■毎食後にヨーグルトを食べるダイエット

毎食後にダイエット目的でヨーグルトを食べると乳酸菌がより多く腸に届き、便秘の解消に効果的です。食前などの空腹時に摂取しても良いのですが、腸に届く前に胃酸に溶かされてしまうため、ダイエット目的の場合は毎食後に摂取することが望ましいでしょう。
毎食後にヨーグルトを食べるダイエットを実践した人の口コミ
食後にヨーグルトを食べている人の口コミです。ヨーグルトを食後に摂取するため、食事をお腹がいっぱいになるまで食べ過ぎないことが成功のポイントとなります。
食後のデザート感覚でヨーグルトを食べています。ヨーグルトを食べるため食事は八分目を目安にしていますが、腸の調子が良く体重も1ヶ月で2キロ減らすことができました。
便秘を解消したくて食後にヨーグルトを食べ始めました。今では便秘が解消されたことで体重も減りました。メリットが多いので、今後も食後にヨーグルトを食べ続けようと思います。
ヨーグルトダイエットをしているからと言っても食事はほどほどにすることが大事ですね。ヨーグルトを毎食後に食べています。軽い運動ストレッチを組み合わせているため、少しずつダイエットの成果が出ています。
■朝夜のどちらか一方にヨーグルトを食べるダイエット
朝夜のどちらか一方にヨーグルトを食べるダイエット方法も効果的です。
朝に行う場合はフルーツと共にヨーグルトを食べてダイエットしよう

朝にヨーグルトを食べることでカルシウムを補う効果が得られます。カルシウム不足になると太りやすくなる原因ともなるため、起床後に水を飲んだ後、ヨーグルトをバナナなどのお好みのフルーツと一緒に摂取することで改善することができます。
夜に行う場合はプレーンヨーグルトが効果的

夜にヨーグルトを食べる場合は、22時~2時という遅めの時間にプレーンヨーグルトを食べるようにしましょう。22時~2時は腸の働きが活発になる時間です。この時間帯に摂取して眠ることで腸が活性化され腸内環境を整える効果によって便の排出が促されます。
朝夜ともに食べる目安は200gです。ヨーグルトを夜食べる場合は夕食を腹八分目にして摂取することを心がけましょう。
朝夜の一方にヨーグルトだけダイエットを実践した人の口コミ
朝か夜に行うヨーグルトダイエットの場合、生活習慣に合わせて行えるメリットがあります。実践しやすい時間帯に行ってください。
朝食をリンゴ、グレープフルー ツ、バナナなどのフルーツを混ぜたヨーグルトだけにしたところ、ウエストが3センチ細くり、体重も4キロ減を達成しました。
朝は慌しいため、夜にプレーンヨーグルトを食べています。健康のために食べていましたが、腸の働きが活発になり毎日快調です。体重もいつのまにか3キロ減っていました。
■ヨーグルトで行う断食ダイエット

ヨーグルトで行う断食ダイエットとは、二日間で行うプチ断食のことを指します。週末に行うことで腸の環境を整え、消化機能の向上を促します。
断食を行う初日の3食と二日目の朝食にヨーグルトを200g摂取して過ごす方法です。ヨーグルト以外に水を毎日2リットル摂取し、栄養バランスを整えるために野菜ジュースやスムージーなどを摂取してください。
プチ断食を終えた後は、お粥などの胃腸に優しい食べ物を摂取し徐々に機能を回復させていきましょう。注意点として3日以上行うと体調に支障を与える可能性があるため、2日に留めるようにしてください。
ヨーグルトで行う断食ダイエットを実践した人の口コミ
断食ダイエットは2日間という短い期間ですが効果は抜群。効果的だからと1ヶ月に多く行うのは良くありません。多くても月1回の実践を目安にしてください。
プチ断食に初挑戦。ヨーグルトを食べながらなのでできると思いやってみました。結果は2日で1.5キロの減量に成功しました。
ヨーグルト、スムージーで健康的に断食しました。腸の調子が良くなったおかげで便秘に悩むことがなくなりました。月1回を目安に行いたいと思っています。
これはおすすめ!ヨーグルトダイエットのレシピを紹介

ダイエット目的でヨーグルトを食べる際、味のないプレーンの商品を食べることが効果的ですが、長い期間行うと味に飽きてしまいます。長く続けるためにはヨーグルトの味や食べ方を変えることで変化をもたらしましょう。
ヨーグルトダイエットのレシピ
●ヨーグルトに”はちみつ”をプラス
●水切りヨーグルト
●ホットヨーグルト
ヨーグルトに”はちみつ”を加えたダイエットレシピ
ヨーグルトに”はちみつ”を混ぜる食べ方は定番かもしれません。はちみつを加えると肌の代謝を整える働きが得られるため美肌に効果的です。ヨーグルトにはちみつを加えると、腸内環境を整える働きと共にアンチエイジングやデトックスの効果を得ることができます。
水切りヨーグルト

「水切りヨーグルト」とは、ヨーグルトに残っている水気を切って食べる方法です。水を切ることで濃厚でチーズのような食感に変身します。ジャムやオリーブオイルと一緒に食べたり、サラダの具としても使用することもできます。
水切りヨーグルトはザルにキッチンペーパーを敷いた上にヨーグルトを乗せ、数時間から一晩置くだけで簡単に作ることができます。
ホットヨーグルト
ヨーグルトダイエットレシピの中で特におすすなのがこの「ホットヨーグルト」です。ホットヨーグルトとはその名の通り、温めたヨーグルトを食べてダイエットする方法です。
ヨーグルトは常温か冷たくして食べることが一般的ですが、冷たすぎるとお腹が冷えてしまうなど、脂肪を燃焼せずに、逆に溜め込みやすくなってしまう恐れがあります。それを防ぐためにも温かいホットヨーグルトがおすすめなのです。温めることでカルシウムの吸収を高める効果も得られます。
ホットヨーグルトの作り方
作り方は簡単で、耐熱容器にヨーグルト100mlに対し、はつみつを大さじ1杯加えた後、電子レンジで約1分間温めるだけで完成です。温めすぎると含まれている乳酸菌などの成分が死んでしまうため注意が必要です。
ヨーグルトダイエットの注意点は?

手軽でありながら腸内環境を整え健康的にダイエットに導いてくれるヨーグルトダイエットですが、いくつか注意点もあります。
ヨーグルトのカロリーには注意!
ヨーグルトは健康や美容、ダイエット効果もある食品ですが、良いからと言って食べ過ぎてしまうのはよくありません。ヨーグルトは100gあたり約58kcalと案外カロリーが高い食べ物なのです。ダイエットに効果的と言っても脂肪なども含まれているため、食べ過ぎることで多くのカロリーを摂取し、太ってしまう可能性があります。
脂肪分が気になる人は低カロリーで味がプレーンなタイプの商品を選ぶようにしましょう。
食べる際の注意点!ヨーグルトはかき混ぜないで食べよう
細かいことですが、ヨーグルトを食べて腸内環境を整えてくれる乳酸菌を多く摂取したいのなら、かき混ぜて食べないでください。
ヨーグルトをかき混ぜてしまうと、乳酸菌の数が減ってしまいます。食べる際はかき混ぜずにそのまま食べることを意識するとより効果を高めることができるでしょう。
乳酸菌は生きているため相性が合わないこともある
ヨーグルトに含まれている乳酸菌によってダイエットや便秘解消の効果を得ることができますが、乳酸菌自体も生きた菌であるため、食べるヨーグルトによって相性があり、効果が出るものと出ないものの差が出てきます。
食べ続ける中で、便秘が解消されたり、ダイエットできたという効果が実感できていれば、それは摂取している菌とあなたとの相性が合っているという証拠です。食べ続けていてもなかなか効果がでない場合は、菌との相性が合っていない可能性があることも知っておきましょう。
便秘解消や減量にヨーグルトダイエットは最適!

ヨーグルトダイエットは摂取タイミングによってやり方に違いがありますが、ヨーグルトを食べることで蠕動(ぜんどう)運動による便秘解消の効果や脂肪燃焼の効果を受けることができます。
ビフィズス菌や乳酸菌の働きによって腸内環境を改善し、便秘解消や減量の効果をしっかりと受け、ダイエットを成功させましょう!