デトックスマッサージとは?ポイントや効果をしっかり学ぼう!

よく耳にするデトックスマッサージとは一体どんなものなのでしょうか?マッサージのポイントや効果について詳しく紹介します。

デトックスマッサージのやり方


デトックスマッサージのデトックスは毒出しという意味を持ちます。人間の体は老廃物や有害物質を溜めこんでしまうものです。普通に生活していても溜まってしまうので、体の調子が悪い時、ある程度の期間が過ぎた時にデトックスすることは重要です。マッサージでデトックスする時は、リンパをマッサージします。リンパとは全身をくまなく張り巡らしているリンパ管、その管の中のリンパ液、鎖骨や脇の下にあるリンパ節の総称を言います。心臓から送り出された血液が、栄養や酸素を運ぶ働きを持ち、リンパは体内で不要になった老廃物や疲労物質を回収して運ぶ、下水道のような働きを持っています。以下では具体的なリンパのマッサージの仕方について、ポイントごとに紹介しますので実践してみてください。

鎖骨のリンパを流す

全身にあるリンパ節は800個ほどあると言われています。主要なリンパ節がいくつかありますが、中でも鎖骨にある鎖骨リンパ節は重要な働きを持ちます。その場所は鎖骨を指で触った時の上のくぼみの部分になります。鎖骨リンパ節はリンパ管の入り口と出口でもあるので、他のリンパ節より重要な役割を果たしているのです。そのため、お店のリンパマッサージでも、必ず最初と最後に鎖骨リンパ節を流して終わります。鎖骨リンパ節の流し方は、優しくなでるだけになります。リンパ節の深さは浅い場所にあるので、優しく流すだけで大丈夫です。まずは左側を上から下になでて、右側を同じようになでていきます。ポイントとなるのは、下から上には動かさないようにすることです。これを左右で各10セットずつ行います。

脇の下を反対の手でマッサージ

腕の下に隠れている脇の下にもリンパ節が存在しています。流れが悪くなるとむくみや冷え症などの嫌な症状が出てきてしまいます。美容面でも、肌荒れや痩せにくいといった症状がある時は、リンパが滞っているのかもしれません。まずは基本の脇リンパマッサージを紹介します。脇のリンパは皮膚のすぐ下にあるので、強く押し付けないように気を付けてやりましょう。片腕を上げて反対側の手を脇の下のくぼみに当てます。親指以外の指で押して、気持ちいい場所を探していきます。下から上に押し上げるようにして、押します。さらに背中と脇の境目辺りに指を当てます。骨に沿って下から上に押しながらなぞっていきます。よりスッキリ効果を出したい人は、マッサージする前に軽く肩を回しておきましょう。

太ももの付け根を優しく揉む

太ももの付け根にあるリンパ節は、鼠径部リンパ節と言います。太ももの付け根をさわって、少し痛みがある場合、それはリンパが滞っている証拠です。鼠径部リンパ節が滞っていると、脚がむくんだり、おしりがたるんだり、セルライトができたりする嫌な症状が出ます。つまり、美脚の大敵をどうにかしたい時は鼠径部リンパ節を流すマッサージをします。まず、股関節のストレッチを行ないます。足を伸ばして座って右足を左足の太ももにかけて、右足のひざを自分の胸に引き寄せます。鼠径部のマッサージはひざ上から鼠径部にかけて、手のひらでさするようにマッサージして、太ももの外側と内側両方やっていきます。太ももの全面を握りこぶしでさすります。方向は終点が鼠径部になるように行います。

ひざ裏を4本指で刺激

立ち仕事で疲れていると、足首やふくらはぎがパンパンになります。そんな時にマッサージしたい場所がひざ裏です。ひざ裏にもリンパ節があり、それは膝窩リンパ節と言います。ひざ周りから足首にかけてのリンパは、膝窩リンパ節に流れ込むようになっています。ひざ裏を押して痛い人や、むくみがひどい人は、ひざから足首までのリンパが滞っているのかもしれません。滞ったリンパを流すには4本の指で刺激します。ひざのくぼみに左右の4本の指をぴったりと当てて、同時に押しながら上げていきます。しっかりと刺激を与えるために、グッと力を入れて押し込むようにして、下から上にマッサージします。力をゆるめながら上げていき、左右5回ずつ行います。

首の付け根を優しくマッサージ


首は重い頭を支えているので、意外とこっているものです。そんな首の付け根にもリンパ節があるので、優しくマッサージして滞っているリンパを流してみましょう。マッサージすることで首こりの改善につながるので、最近、首が痛い人におすすめです。片方の手を同じ側の首の側面に当てて、頭の重みを利用して押すように首を横に倒していきます。5秒で倒して5秒で止めて、5秒で戻すという動きを左右1分間繰り返します。さらに首を軽くするなら、耳の付け根から鎖骨の中心に向かって、4本指をぴったり付けてさすり下ろします。両手を交差させてから左側は右手で、右側は左手でさすると、皮膚に手を密着させやすくなります。ゆっくりと左右1分間ほど続けます。

顎下を親指で押して滑らす

顔にむくみがきてしまう人は、顎のリンパマッサージをするとむくみ解消になるので、実践してみてください。二重顎に悩んでいる人にもオススメのマッサージを紹介します。最初に鎖骨の下のデコルテの中心から、両方のこぶしを左右に移動させて脇のリンパを流します。耳たぶの付け根を指3本でトントンと刺激して、5秒押さえる動きを2回繰り返します。耳たぶだけ軽く前に回転させたら、顎下のマッサージをします。顎下を親指で押しながらすべらせていくのですが、首の中心は急所のひとつなので押さないようにします。もっとリンパを流すなら、顎の骨の奥から外にはじくように人差し指を曲げて、マッサージします。その後、顎下の真ん中から耳の付け根まで移動させていきます。最後は鎖骨にリンパを流して終了になります。

デトックスマッサージのポイント

体のポイントとなるリンパ節のデトックスマッサージを紹介しましたが、マッサージをする上で注意する点やコツを紹介しようと思います。リンパを流すことは大事ですが、むやみやたらにやっても意味がありません。そのため事前に注意点やコツを知っておけば、効果が最大限に発揮できます。以下では、入浴中や入浴後にデトックスマッサージを行うこと、マッサージオイルやクリームを使うこと、水を意識して飲むようにすること、継続して行うことについて紹介しているので、参考にしてみてください。その他には、塩分を取り過ぎないバランスのよい食生活をすること、姿勢を正しくすることなども実践してみるといいでしょう。塩分を取り過ぎるとむくみの原因になる他、リンパの流れも悪くなるのでできるだけ減塩してみてください。

入浴中や入浴後に行う

体が温まる入浴中や入浴後に、デトックスマッサージをすることは効果が出やすくなります。お風呂に入りながらする時は、湯船につかって十分に温まってから行います。湯船につかったままでも大丈夫ですが、体を洗うついでにマッサージすると、丁度ボディーソープですべりが良くなっているので一石二鳥かもしれません。足首・ひざ裏・鼠径部・脇の下の順番でマッサージしていきましょう。十分に体が温まっている入浴後は、お湯のおかげで皮膚や筋肉が柔らかくなり、マッサージ効果が高まります。深い部分までほぐしやすくなっているので、しつこいこりにも効果があります。入浴後にするなら太もものマッサージがオススメです。しつこいセルライトをつぶしながらリンパを流せば、すらりとした足になります。

マッサージオイルやクリームを使う

マッサージのお店では、マッサージオイルやクリームを使っています。どうしてなのかというと、皮膚の摩擦を避けてすべりをよくするためです。リンパを刺激するデトックスマッサージの場合におすすめなのは、アロマオイルになります。特にゼラニウム・グレープフルーツ・ローズマリーなどは、血流を改善し、老廃物の流れを刺激する効果があるからです。このオイルをキャリアオイルにブレンドすれば、自分にぴったりなマッサージオイルを作ることができます。例えば、スイートアーモンドオイルとアロマオイル、ホホバオイルとアロマオイルの組み合わせが最適です。クリームの選び方のポイントは、ビタミンや植物由来の成分が入っているクリームを選びましょう。

水を飲むようにする


リンパの流れが悪いと体は体内に余計なものをためやすく、むくみやすくします。その結果、体の機能が低下し、基礎代謝を下げることになり、体重も増えやすくなります。ダイエットしたい人やリンパの流れを良くしたい人は、こまめに水を飲むようにしましょう。1日に必要だと言われる水分量は、1日2Lになります。一気に水分補給するのではなく、少しずつとるように心がけます。水分補給を行うと血液の流れがよくなり、結果的にリンパの流れもよくなります。リンパの流れが良くなれば老廃物が体内からなくなり、むくみや余計なものをためこまない痩せやすい体を作れるので、ダイエットしたい人にもピッタリです。また、便秘解消にも役立つので便秘で悩んでいる人にも最適です。

継続して行うようにする

三日坊主でデトックスマッサージをやめてしまうと、またリンパの流れが悪くなってしまいます。皮膚のすぐ下に流れているリンパは、優しくマッサージするだけでも効果があるので、何かしながらマッサージすることを習慣づけてしまいましょう。例えば、湯船につかっている間、体を洗っている間、テレビを見ている間、入浴後のボディケアしている間にマッサージするようにすれば忘れることはありません。

まとめ

体にたまりがちな老廃物を体の外に出すためには、デトックスマッサージとしてリンパを刺激することが有効です。以上のやり方を参考にして、リンパをスムーズに流してみてください。