ゴジベリーに期待できる効果とは?おすすめの食べ方を学ぼう!

ゴジベリーと聞くと何だか分からない人は多いと思います。ゴジベリーは最近注目されているスーパーフードの一つで、健康情報に敏感な人は知っているものです。ここでは健康にいい効果があるゴジベリーについて詳しく紹介します。

スーパーフードのゴジベリー


スーパーフードのゴジベリーは、よく杏仁豆腐の上にトッピングされているあの赤い実のことです。以下では、ゴジベリーの正体・クコの実について、ゴジベリーは漢方薬ということについて紹介しています。中国ではゴジベリーの果実をお酒や薬膳料理に使っていて、根や皮、葉は漢方薬として重宝されています。そのため中国の古い薬学書に命を養う薬として、ゴジベリーが登場していて、さらに滋養があり老化予防になる不老長寿の薬として紹介されています。日本でも古くから薬膳酒の原料としてゴジベリーが親しまれていて、やはり滋養強壮効果を期待されていました。今までゴジベリーにそんな力があると知らなかった人も、見直す要素がたくさんあります。

ゴジベリーは「クコの実」

ゴジベリーはクコの実という、中国に自生する植物の実になります。原産は中国や東アジアと言われているナス科クコ属の植物です。日本でも山の水辺に自生していることもあり、秋になって楕円形の赤い実をつけます。地方によってはキホウズキ、カラスナンバンと呼ばれることもあります。樹高は1~2mでふさふさ生える多年草で、花は夏から秋に咲きます。果実をもいだばかりの時は楕円形ですが、乾くと細長くてシワシワになります。中国では3,000年以上も前に漢方薬として優れていることが知られ、あの楊貴妃もゴジベリーを食べていたと言われています。楊貴妃は美容、不老不死を目的にしていたようで、日本では徳川家康がクコを愛用していたと言われています。

ゴジベリーは漢方薬

ゴジベリーは漢方薬としても知られています。ゴジベリーは、薬草を現代医学で分析して効果があると認められた有効成分を利用する生薬です。中でも1つの植物から3種類の生薬がとれる珍しい植物がゴジベリーなのです。果実を乾燥したものが生薬の「くこし」、葉を乾燥したものが「くこよう」、根の皮を剥いで乾燥させたものが「地骨皮(じこっぴ)」と言います。期待される効果としては滋養強壮があり、肝臓や腎臓を強くし、疲労感・無力感・めまい・頭痛などの改善、利尿などに効果があります。万能の強壮剤として五味子(チョウセンゴミシ)と配合して、全身の疲労回復に使います。他に菊花(キク)と配合して視力低下や眼精疲労に使うこともあります。

ゴジベリーに期待できる効果


あの絶世の美女である、楊貴妃が食べていたゴジベリーともなれば、期待できる効果はたくさんあるような気がします。ゴジベリーに期待できる効果を紹介すると、視力回復機能や美肌効果、免疫力アップ、肝臓の働きを活発化、ダイエット効果、冷え性やむくみの改善、老化防止などがあります。また、化粧品メーカーの大手・資生堂では美白効果を発見したりするなど、幅広い効果があります。最近、ヨーロッパやアメリカなどで、スーパーフードの1つとして知られるようになったのは、ハリウッドセレブや美容関係の人がゴジベリーの様々な効果を高く評価しているからです。そのためゴジベリーの市販品も増えて購入しやすくなりました。

視力を回復する機能や美肌効果

別名食べる目薬と言われているゴジベリーは、視力回復に効果があります。それは目の網膜にあるロドプシンの主成分・ビタミンAの元になる、βカロチンが豊富に含まれているからです。視力回復以外に眼精疲労、黄斑変性症の予防・改善、白内障・緑内障の予防にも効果があると言われています。また、ゼアキサンチン、リコピン、ビタミンCなどの抗酸化成分が含まれているので、美肌効果も期待できます。いつの間にか発生する老化の原因・活性酸素に打ち勝つためには、抗酸化成分が多く含まれるものを食べるようにすることが近道です。ゴジベリーには抗酸化成分が豊富なので、美肌になり、さらにシミやしわを防ぐため老化防止にも繋がります。

免疫力のアップにつながる

よく風邪をひいてしまう人や、疲れやストレスがあると体調不良になる人は、免疫力アップをした方がいいかもしれません。ゴジベリーには、病原菌への抵抗力が強まる効果があるため、免疫力アップになり、健康な体を維持することができます。それはルチン、タンニン、ポリフェノール、ビタミンC、ゼアキサンチンなどの抗酸化成分が多く含まれているからです。抗酸化成分が体外から侵入してきた、ウイルスなどの有害物質から体を守ったり、病気や老化、肌トラブルを防いだりすることまでしてくれます。中でもビタミンCは、細菌やウイルスを撃退してくれる白血球を活性化してくれます。

肝臓の働きを活発にしてくれる

アルコールをよく飲む人が気になる肝臓ですが、ゴジベリーには肝臓の働きを活発化してくれる働きがあります。それはベタインという成分が含まれているからです。ベタインは肝臓へ脂肪をためることを防ぐ働きがあり、脂肪肝予防や肝機能向上に効果があります。ベタイン以外にゼアキサンチンやセロビオシドという抗酸化成分も、肝臓にいい効果があります。これはマウスでの実験によって、肝臓機能を保護する作用があることが分かったものです。以上のように肝臓にいい作用があるゴジベリーは、肝臓の数値がよくない人にもおすすめです。

ダイエット効果が高い

ゴジベリーにはベタインという栄養素は含まれていますが、ベタインは脂肪の蓄積を防ぐ作用もあるので、ダイエット効果が高いです。ベタインはアミノ酸の一種で、ほうれん草・甜菜・イカ・タコにも含まれています。また、保湿剤として化粧品や整髪料にも使われていて、髪や肌に潤いを与える働きをしています。他に糖の吸収を防ぎ、血糖値の急上昇を抑え、コレステロール値の上昇も抑えてくれる働きがあり、代謝に関わるビタミンB群やアミノ酸も入っているのでダイエット効果が高いのです。ダイエット効果以外に生活習慣病の予防になるので、一石二鳥の効果が期待できます。

冷え性やむくみの改善が期待できる


ゴジベリーにはルチンなどのビタミンPと呼ばれるフラボノイドは、抗酸化作用があります。さらに血行促進にも役に立つので、冷え性で手足が冷たい人や、足がパンパンにむくんでいる人の困った症状を改善することができます。ビタミンPがビタミンCと協力して、コラーゲンの生成を促進し、毛細血管を強化します。また、抗酸化作用があるので、血流を促進してくれますし、鉄分含有量も高く貧血対策にいいので、冷え性の軽減、肩こり改善、むくみ改善が期待されます。しかし、中医学の考え方では体を冷やすものになるので、量はあくまで少量にするようにしてください。

老化防止の効果

ゴジベリーには抗酸化成分である、カロテノイド・ポリフェノールが豊富に含まれています。抗酸化成分は老化の原因になる活性酸素を除去してくれる成分なので、老化防止の効果が期待できます。そのため顔のシミやシワ、頬のたるみ、体全体のたるみなどが気になる人は、ゴジベリーが最適です。また、ゴジベリーにはビタミンCやタンニンという、シミの原因になるメラニン色素を作るチロシナーゼ、という酵素の働きを抑制する働きもあります。つまり内側から美白に働きかけることができます。日光を浴びることで増えてしまう活性酸素にも効果があるので、美肌も老化防止にも期待できます。

「資生堂」美白効果を発見

美白効果があることで知られるゴジベリーですが、大手化粧品メーカーの「資生堂」が美白効果を世界で初めて発見したことで世界から注目されました。その内容はゴジベリーのエキスを経口摂取すると、紫外線を浴びて肌が赤くなる紅斑や黒くなる黒化を抑制、黒化した肌の回復を早めるというメカニズムを発見したのです。ゴジベリーをとることでシミのできにくい肌の体質作りができるとして、開発した資生堂のサプリメントが「ピュアホワイト」という商品になります。ピュアホワイトにはゴジベリーエキス、アブラ椰子オイル、ライチ種子エキス、ハトムギエキス、菊花エキスなど、美白や美肌効果がある成分が含まれています。

ゴジベリーを食べるときの注意

様々な健康効果があるゴジベリーは、食べれば効果が期待できるというものではありません。健康にいいからと言って、たくさん何も考えないで食べることは危険です。ゴジベリーも食べるときに注意が必要になります。例えば、ゴジベリーは1日5粒から10粒程度、ゴジベリーを食べない方がいい人、ゴジベリーが体質に合わない人もいる、などの注意です。ゴジベリーには美肌効果、冷え性改善、眼病予防などいい効果がありますが、人によっては副作用が出てしまうことがあります。誰もがゴジベリーを食べて、ゴジベリーのいい効果が出るとは限らないので、食べる前には必ず注意点を守るようにしてみてください。

ゴジベリーは1日5粒から10粒程度

ゴジベリーは大量に食べすぎると良くない効果があります。そのため1日5粒~10粒程度が適量だと言われています。食べ過ぎるとお腹がゆるくなって、吐き気をもよおすことがあるからです。いくら栄養がたっぷりでも、健康になるどころか、具合が悪くなっては意味がないので、適量を守るようにしてください。どちらにせよゴジベリーをそのまま食べるには、味がないので10粒程度が限界です。ゴジベリーは何かの味をつけて、トッピングにすることが多いので、実際にはあまり食べる量を多くすることはできないと言われています。サプリメントでは、他の成分を配合したり、摂取量の適量の範囲内で配合したりしているので、用法用量を守れば大丈夫です。

ゴジベリーを食べない方がいい人

できればゴジベリーを食べない方がいい人、という人もいます。それは生理が早く来てほしくない人、妊娠中の人、血圧が低い人、血糖値が気になる人などです。ゴジベリーには生理が早まる副作用、早産のリスクの副作用、血圧を下げる副作用、血糖値を上げる副作用があるからです。ゴジベリーにはベタインという成分があり、それが血流量を増やすことに繋がり、生理が早まってしまう副作用になります。旅行やイベントで生理が来てほしくない時には食べない方がいいと言えます。また、女性ホルモンへ働きかける効果もあるので、妊娠中の人は、早産につながることになります。そのため漢方薬を飲むときはクコの実が入っていないか確認するようにしましょう。

ゴジベリーが体質に合わない人もいる


体質が敏感な方な人や、アレルギー体質の人の中には、ゴジベリーが体質的に合わない人がいます。もしも、ゴジベリーを食べて気分や体調が優れない場合は、病院で診察を受けた方が良さそうです。稀にゴジベリーのアレルギーの人もいるので、野菜や果物など植物性の食品にアレルギーがある人は、ゴジベリーを食べる前にアレルギー検査をした方がいいかもしれません。そんなに危険を冒してまで食べたいと思わないのであれば、ゴジベリーを食べることはやめた方がいいでしょう。また、お腹がゆるくなる作用があるので、元から下痢になりやすい体質の人は食べない方がいいと言えます。

ゴジベリーのおすすめの食べ方

ゴジベリーは実自体に果物のような甘さという味は、全くありません。そのため食べやすく加工する必要があります。ゴジベリーをお酒に漬けたものを食べる、砂糖漬けにしたものを食べるという方法が一般的です。生で食べる習慣がなく、乾燥させた方が長持ちするので、市販されているものは乾燥になります。乾燥しているゴジベリーは、水で30分戻せば、トッピングに使って食べることができます。ここではおすすめの食べ方を紹介したいと思います。例えば、ゴジベリー杏仁豆腐、ゴジベリー入りヨーグルト、ゴジベリー入り薬膳粥、ゴジベリー酒などです。健康にいいゴジベリーを美味しく食べたい人は作ってみてください。

腸内環境を整えるゴジベリー杏仁豆腐

材料(2人分)は、ゴジベリー大さじ2、砂糖大さじ1、水100㏄、ゼラチン7g、牛乳300㏄、砂糖30g、生クリーム100㏄、アーモンドエッセンス少々です。作り方は、まず鍋に砂糖・水・ゴジベリーを入れて、沸騰したら弱火にして2分煮て冷まします。ゼラチンは大さじ3の水でふやかしておき、別の鍋に牛乳・砂糖を入れて中火にかけます。砂糖が溶けたら火からおろし、鍋の底に氷水をあてて混ぜながら冷やします。トロッとしてきたら生クリームを合わせて混ぜ合わせ、アーモンドエッセンスも入れます。冷ましておいたゴジベリーを器に入れて混ぜたものを入れて、冷やせば完成です。

腸活で美しくゴジベリー入りヨーグルト

材料はゴジベリー50g、砂糖40g、ペクチン5g、紅茶のティーバッグ1袋、レモン汁大さじ1、ヨーグルト適量です。まず、鍋に紅茶のティーバッグを入れて濃い紅茶を煮だします。そこにゴジベリー、砂糖、レモン汁、ペクチンを入れてよく混ぜれば、ゴジベリーのジャムの完成です。冷ましたら、ヨーグルトにゴジベリーのジャムをかけていただきます。ゴジベリー自体に味があまりないので、砂糖を入れて作ったジャムは、かなり食べやすくなるので試してみてください。ジャムにすればパンやパンケーキなどにトッピングとしても使えます。

自己治癒力を引き出す薬膳粥

材料(1人分)は、炊いたご飯50g、乾燥したキヌア20g、ゴジベリー5g、冬瓜100g、水200㏄、塩少々です。作り方は、水100㏄・キヌア・ご飯・ゴジベリーを鍋に入れて30分浸しておきます。1cm角に切った冬瓜は残りの水と一緒に入れて、火にかけて、沸騰したら弱火にします。時々ふたをずらしながら煮て、とろみが出るまで、水を足しながら煮ます。冬瓜が柔らかく食べごろになったら最後に塩で味付けして、火を止めます。その後はふたをして5分蒸らして完成です。

冷え性改善にゴジベリー酒

材料と用意するものは、4Lの広口瓶1本、乾燥ゴジベリー100g~200g、アルコール35%ホワイトリカー1,800ml、氷砂糖0gか150gです。作り方は簡単で、広口瓶にゴジベリー、好みの量の氷砂糖を入れたら、ホワイトリカーを注ぎます。仕込む時期は11月がおすすめで、できあがりは1月~2月です。ちなみに氷砂糖を入れない場合は、飲むときにハチミツを入れると飲みやすいです。また、レモン酒で割っても美味しく飲むことができます。

まとめ

知らない人が多いですが、クコの実は様々な健康効果があるスーパーフードです。英語でゴジベリーと呼ばれるクコの実は、嬉しい健康効果がたくさんありますが、おすすめの食べ方や注意点があるので、色々な情報を知った上で食べるようにしてください。