ハチミツで健康法を学ぼう!おすすめの食べ方は?

Taking a close look at the honeycomb inside a beehive.

古くは紀元前の時代から食用として、または化粧品や美容用品の材料として愛されてきたハチミツは、多種多様な栄養分が豊富であるため健康的な生活を目指すために積極的に摂取したい食品です。白砂糖にも劣らない甘さでありながら、健康に関する効果はとても高いものがあります。ここではハチミツに関する情報を、栄養成分や効果的な食べ方などを紹介します。

ハチミツに含まれる栄養分


ハチミツにはとても多くの栄養分が含まれており、代表的なものではビタミンCをはじめとしたビタミン類やブドウ糖、アミノ酸やポリフェノールなどといったものが挙げられます。人間の体内では生成できない成分も多く、ハチミツを取り入れることにより栄養バランスのとれた食事を目指すことができます。

3大栄養素の一つ炭水化物であるブドウ糖

ハチミツの成分は主にブドウ糖から成り立っています。ブドウ糖は単糖類という種類で、体内に吸収されエネルギーに変換されるのが早いのが特徴です。また、ハチミツは白砂糖よりも血糖値を上げにくいため、数値が気になっている方でも日常生活に取り入れることができます。

このブドウ糖は、後述するように疲労回復の効果が高いことで知られており激しいスポーツの後や勉強、仕事の後に摂取するとその効果を実感できるでしょう。そのためブドウ糖の摂取は、スポーツ選手や受験生などの間ではとても意識されている栄養素です。

10種類もの豊富なビタミン

現代人が不足しがちなビタミン類が豊富なのも、ハチミツの嬉しいポイントです。ビタミンB2やB6などのビタミンB群には、エネルギーの代謝を良くする効果や肌荒れ予防の効果があります。ビタミンB群は成長期のみならず、大人にも不足してはならない栄養素なのでハチミツから摂取することで健康の助けになるでしょう。

また、多くの人が不足するビタミンCも豊富に含まれています。このビタミンCは風邪予防をはじめ、シミやそばかすを防止するなどの美肌効果を期待できます。肌の調子を気にする方やアンチエイジングに興味のある方はぜひとも積極的に摂取したい食品です。

鉄分やカリウムなどのミネラル

カリウムには体内にある余分な水分や塩分を排出してくれる効果があるため、高血圧の予防に役立つということが知られています。このほかに、ハチミツ中に含まれるコリンという成分には血管を拡張させる効果や血管壁に悪玉コレステロールが付着するのを防ぐ効果があります。

そのため、動脈硬化、心疾患を患う人への食事療法に、ハチミツは効果的な食品であると言われています。ハチミツにも糖分が含まれているため食べすぎは厳禁ですが、うまく食事に取り入れることで症状の緩和を目指すことができるでしょう。食事療法にハチミツを取り入れたい方は医師と相談してみるとよいでしょう。

ハチミツによる健康法


その豊富な栄養成分から「完全栄養食」との評価もされているハチミツは、様々な場面で健康的な生活への手助けをしてくれます。ハチミツを効果的にどのタイミングで摂取するのが良いか、健康のために使用する際の参考になるポイントをいくつか紹介します。

疲れた時には疲労回復効果

主成分であるブドウ糖の効果により、疲労回復の効果が高いと言われています。摂取してから速やかに吸収されるため、素早く疲労から回復することができます。激しい運動やスポーツ、仕事などで疲労を感じた時や、勉強などで脳を働かせた時の栄養補給に最適です。

しかし、ハチミツといえど糖分の摂りすぎは逆効果になる可能性もあるため、大さじ2、3杯程度が適量といえるでしょう。栄養分を取ろうと過剰に食べ過ぎず、適量を摂取することによって最大のパフォーマンスを発揮できるようになるでしょう。

のどの痛みや炎症や咳などに効果的


のどが痛い時にハチミツを食べるという健康法は、これまで民間療法として知られていましたが、アメリカにある大学の研究チームによって実際に効果があるということが証明されました。ハチミツには高い殺菌効果があり、それによりのどに付いた細菌を除去し増殖を抑えると言われています。
それ以外にも、痰の切れを良くする効果やハチミツの持つ保湿力でのどを潤す効果があることから、のどが炎症を起こして痛む時や咳が出る時などに症状を鎮めることができます。
最近ではハチミツを使用したのど飴も存在するため、ハチミツを取り入れた商品を選んでみるのもよいでしょう。

亜鉛の効果により免疫力を向上

単糖類であるブドウ糖による効果以外にも、亜鉛の効果も注目したいポイントです。亜鉛も現代人には不足しがちな栄養素の一つで、人間の体内では作り出すことができないため食事から摂取する必要があります。亜鉛を適正量摂取することによって様々な恩恵を得ることができます。

その一つが免疫力の向上による風邪や感染症予防です。亜鉛を十分に摂っていると、風邪や感染症への免疫力を高めると言われています。その他にも、味覚を正常に保つ効果やビタミンAの代謝を促すことによるアンチエイジング効果、生活習慣病予防といった効果も期待されます。

より効果的な食べ方

幅広い分野で健康効果を期待できるハチミツですが、ちょっとした工夫によってさらに健康に良い食べ方をすることができます。作り方も簡単で、レモンや生姜を漬け込むといった、あまり手間のかからず簡単にできる工夫の仕方ばかりです。このような日常に取り入れやすい加工方法を紹介します。

疲労回復に効果的なはちみつレモン


ハチミツを使った料理として最も有名といえるものが「はちみつレモン」でしょう。運動やスポーツをした後によく食べられるはちみつレモンですが、疲労回復をはじめとした体に嬉しい効果がたくさんあります。ハチミツ自体が持っている疲労回復の効果に加え、レモンにはクエン酸が豊富に含まれているため、より早く疲労を回復させます。

また、レモンの持つビタミンCの効果により、シミ・そばかす予防といった美容効果も期待できます。作り方も手軽で、大さじ1,2杯のハチミツを少しのお湯で溶かし、レモン汁を大さじ1杯加えることではちみつレモンの元が完成します。このはちみつレモンの元を水やお湯で割ることで手軽な飲料として楽しむことができます。レモン汁の代わりにレモンスライスを入れることで、一般によく知られているはちみつレモンの形になります。

免疫力の向上に効果的なハチミツ生姜

生姜も健康に良い食品として知られていますが、味の癖が強く好き嫌いが分かれる食品です。そんな生姜をハチミツで食べやすくアレンジしたものが「ハチミツ生姜」です。作り方は、スライスした生姜を水に30分程度漬け込み、密閉容器に移した後にハチミツで浸して1週間から2週間ほど寝かせます。

ハチミツがサラサラとしたら完成のしるしです。このようにして作るハチミツ生姜は、生姜の持つ免疫力を高める効果や血管を広げて血流を良くする効果、殺菌効果などから、寒い冬の風邪予防にうってつけの食品です。
スライスした生姜をそのまま食べてもよし、ヨーグルトにかけたり水やお湯で割ったりするのもよしでアレンジの方法が豊富な点も続けやすく嬉しいポイントです。

まとめ

以上のように、栄養価が高く体の健康を保つための様々な効果があるハチミツはぜひ日常生活に取り入れたい食品です。そのまま食べることはもちろん、はちみつレモンや生姜漬けなどの食べ方、飲料としてのアレンジなど様々な可能性を秘めています。
ボツリヌス菌への耐性がない1歳以下の子供へは与えることができませんが、1歳を過ぎればお子さんのおやつに使用するのもおすすめできます。生活の中にうまくハチミツを取り入れて、家族みんなで健康的な生活を目指しましょう。